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ドレイクが、ケンドリック・ラマーをはじめとする無数のラップ仲間に、「Push Ups」 という仮題のディス・トラックで応戦したようだ。
現地時間2024年4月13日にマスタリングされていないバージョンがネットでリークされたのだが、おそらくこの展開はドレイクが思い描いたものではなかったのだろう。SNSではAIが作成したものだという憶測が飛び交い、この楽曲の正当性を疑うファンもいた。
その数時間後、インターネット・パーソナリティーとして知られるDJアカデミクスがファンの説を打ち消し、ラッパーのCDQがミックスした「Push Ups」を手に入れ、世界中にこの辛辣なディス・トラックを披露した。
今回の応酬に火をつけた、メトロ・ブーミンとフューチャーの「Like That」でのラマーのヴァースに対する返答だけではなく、ドレイクはフューチャー、メトロ・ブーミン、ザ・ウィークエンド、リック・ロスなどにも照準を合わせているとみられる。
まずドレイクは、「How the fuck you big steppin’ with a size seven men’s on(メンズのサイズ7履きながらどうやって“ビッグ・ステップ”してんだ)/Your last one bricked, you really not on shit(お前のこの前のやつは失敗だったな、全然盛り上がってない)/They make excuses for you ’cause they hate to see me lit(奴らがお前のために言い訳をするのは、俺が盛り上がっているところを見たくないからだ)/Pull your contract ’cause we gotta see the split(契約を見せろよ、取り分(split)を見なきゃならないから)/ The way you doin’ splits bitch your pants might rip(お前たちの分け方[split=股割りとかけている]じゃズボンが破れるかもしれないな) 」などと、ラマーの小柄な身長や、レーベルとの金の分割について侮辱している。
また、故マイケル・ジャクソンを引き合いに出し、「Big difference between Mike then and Mike now(あの頃のマイクと今のマイクじゃ大違いだ)/What the fuck is this, a 20-v-1, nigga?(なんなんだよこれ、20対1か?)/What’s a prince to a king? He a son, nigga(キングにとってプリンスとは何か?息子だろ)/Get more love in the city that you from, nigga(お前の出身地でも俺の方が人気があるぞ)/Metro, shut your ho ass up and make some drums, nigga(メトロ、お前は黙ってドラム(ビート)でも作っとけ)」などと続けている。
ドレイクはその後、リック・ロスに注目し、彼の年齢や(“50歳にもなるやつが首突っ込んでくるなんて信じられない”)矯正官としての過去を侮辱しながら、「Gold Roses」、「Money in the Grave」、「Stay Schemin’」などのコラボ曲で彼に多くの米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でのヒットを取らせてやったと豪語している。
リック・ロスはすぐにドレイクへのアンサー、「Champagne Moments」を公開した。アカデミクスが初公開したこのディス・トラックでロスは、ドレイクがリル・ウェインのフローを盗んだと言い、「だから父親の鼻より小さくする手術を受けたんだ」と、過去に鼻を整形したと主張している。また、ロスはドレイクを“BBL Drizzy”(ブラジリアンバットリフト手術を受けけたドレイク)と呼びながら、彼の顔の写真を並べて自身のインスタグラム・ストーリーに投稿し、からかい続けた。
ドレイクはこれに対し、母親との間で交わされた鼻の整形疑惑に関するメッセージのやり取りを4月14日にシェアし、ロスを “おせっかいな(nosey=鼻とかけている)おバカさん”と呼んだ。ドレイクの母は、「私抜きで整形するなんて信じられない、ずっと整形したかったの知ってるでしょ」と冗談を言い、ドレイクは、「行ってたとしたら二人で一人分の価格にしてもらってたよ母さん。リック・ロスが言ってるんだよ、一緒に曲を作った奴なんだけど、マンジャロ(2型糖尿病と肥満症の治療薬)のせいでおかしくなっちゃって、もう何日も何も食べてなくて、怒りっぽくなって人種差別者になって、プロムでパフォーマンスをして金取ってんだ、大変なんだ」と書いている。
現時点でドレイクの「Push Up」はまだストリーミング・サービスでは公開されておらず、ケンドリック・ラマーはこのディス・トラックにまだ反応していない。
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