サウンドマウス・バイ・オーフィアム、韓国放送業界における音楽使用報告の公式パートナーに

2024年3月27日 / 17:30

 世界音楽市場7位の韓国の音楽制作者と権利者が、サウンドマウス・バイ・オーフィアム(Soundmouse by Orfium)により、ラジオやテレビでの音楽使用に対して正確で透明性の高い使用料の支払いを受けることができるようになる。

 現地時間2024年3月26日、サウンドマウス・バイ・オーフィアムが、韓国のKBS、MBC、SBSなどの主要放送局と4つの著作権協会(KOMCA、KOSCAP、FKMP、KEPA)が主導する韓国放送音楽識別システム(BROMIS)によって、韓国の放送局向けの音楽使用実績報告の公式パートナーに選ばれた。

 競争的な選考プロセスと厳格な試験・監査期間を経て、サウンドマウス・バイ・オーフィアムによる市場で最も優れた音楽のキューシート・レポーティングと先駆的な音声フィンガープリント技術を、韓国で36の放送局が使用することになり、175のTVチャンネルとラジオ局で音楽の使用状況が追跡可能になる。

 韓国文化体育観光部と韓国著作権委員会が支援するこの3年契約は、韓国における音楽報告プロセスの透明性を高め、韓国の著作権協会からクリエイターや権利者への使用料の支払いに正確性をもたらす。契約の一環として、サウンドマウス・バイ・オーフィアムは、韓国音楽データベースへのアクセスを認められた初の第三者企業の一つとなり、放送局から報告された音楽と1,730万曲からなるこのデータベースを照合する。

 韓国の音楽著作権協会は、サウンドマウス・バイ・オーフィアムのレポートを使用して、会員のソングライター、アーティスト、プロデューサー、権利者へのロイヤリティ分配を報告する。この新たなプロセスは、放送局が著作権協会のキューシート要件を満たすことを可能にし、報告プロセスを合理化することで、会員の音楽の使用に関する著作権協会との交渉をより効率化できる。

 2024年1月に正式に承認されたこの契約は、アジアでの様々な形態の放送およびユーザー生成コンテンツ(UGC)プラットフォームでの音楽利用を追跡、特定、報告するために権利者と協力するオルフィウムのアジア事業拡大の新たな一歩となる。BROMISとのパートナーシップは、2023年のエイベックス、バンダイナムコ、日本の音楽著作権管理市場の9割を占めるとされる日本音楽著作権協会(JASRAC)との契約に続くものだ。


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