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カニエ・ウェスト(イェー)とタイ・ダラー・サインがビッグ・ボーイの独占インタビューに応じ、『Vultures』について語った。二人は、自分たちの相性から、イェーがタイ・ダラーに“下品な言葉”のない“クリーン”なアルバムを作るよう説得したこと、彼らのNo. 1ヒット「Carnival」がどのようにして生まれたのか、そして家族についてまで、さまざまな話題に触れた。しかし、その中でも際立っていたのは、イェーが「過去20年間のあらゆる音楽スタイルを発明した」と主張するパートで、実質的にザ・ウィークエンド、ドレイク、フューチャー、ヤング・サグのキャリアを生み出したのは自分だと語った。
イェーは、「過去20年間のあらゆる音楽スタイルを発明したのは俺だ。俺がこのジャンルを作った。ウィークエンドのジャンルも、トラヴも、ドレイクも……愛情を込めて言わせてもらうけど、フューチャーとサグも。考えてもみろよ、あのオートチューン・アルバムのおかげだ」とビッグ・ボーイに語っている。
これは実に興味深い見解で、同意する者もいるだろうが、オートチューンを普及させたのは誰かという問いに対しては、T-ペインの名前を挙げる者もいるだろう。この二人には険悪な歴史があることは周知の事実であることから、イェーが影響力のある米フロリダのアーティストであるT-ペインについて都合よく言及し忘れても、それほど驚くことではないかもしれない。
また、メロディック・ヒップホップという新しいスタイルの先駆者であるキッド・カディの功績を認めなかったことも興味深い。カディがイェーの2008年のアルバム『808s & Heartbreak』に多大な影響を与えたことはよく知られているからだ。これが彼がインタビューで言及している“オートチューン・アルバム”で、ドレイクのようなアーティストが活躍する道を開いたとされるアルバムでもある。
インタビューの別の部分では、イェーはタイとこのアルバムの制作に取り組むことを決めた理由を、“多くの人が俺のそばに立つなと言った時に”力になってくれたからだと説明している。彼はまた、このシンガー・ソングライターをもう一人の長年のコラボレーターであるプロデューサーのマイク・ディーンと比較し、「何かを渡したら、呟きとかでもいい、彼はそれに言葉(リリック)をつけて戻せる。それの音を全部直せる。ドラムや音楽を持ってくることができるんだ」と話している。
また、『Vultures』のデュオの結成由来も興味深い。タイによると、このグループとアルバムのアイデアは、二人が日本のスタジオで会ったときに生まれたという。彼はイェーに次のアルバムのエグゼクティブ・プロデュースをしてくれないかと頼み、イェーは承諾した。その後、彼らが最初に作った曲はバンド・オブ・シーヴスをサンプリングした「Burn」だったのだが、その結果、彼らは“もういい、アルバム1枚作ろう!”となったそうだ。
数か月に渡る発売延期を経て2024年2月10日に発売された『Vultures 1』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得した。リッチ・ザ・キッドとプレイボーイ・カルティをフィーチャーしたこのアルバムからの3rdシングル「Carnival」は、最近ソング・チャー“Hot 100”で1位を獲得し、イェーにとって5作目、タイにとっては2作目の首位獲得となった。
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