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2024年3月11日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、SKE48の『愛のホログラム』が399,984枚を売り上げ首位を獲得した。(集計期間2024年2月26日~3月3日)
『愛のホログラム』は、前作『好きになっちゃった』から約7か月ぶりとなるシングルで、楽曲のセンターポジションは末永桜花が務めた。
ここでは、SKE48の『愛のホログラム』の販売動向を、SoundScanJapanのデータを使用し調査した。
まず、『愛のホログラム』の実店舗での初週地域別販売比率を調査し、グラフ化したものが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/135483/2)である。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2024年に入ってから販売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
この表でまず目を引くのが、本拠地である愛知県を含む中部地方の販売比率が非常に大きい事だ。中部地方では実に過半数を超える52.8%(以下かっこ内全シングル:9.0%)となっていて、地元での人気の強さが証明された。中部地方以外の地方は全て全シングルより低い販売比率となっているが、次いで比率が高いのは関東地方の37.1%(55.7%)、3番目は近畿地方の4.2%(13.5%)となっており、中部地方・関東地方・近畿地方の3大都市圏を含む地方で94.1%の販売比率となっている。
また都道府県別に見ても、最も比率が高いのは愛知県の48.7%(6.0%)で、次いで東京都31.5%(40.1%)、大阪府3.0%(9.3%)、神奈川県2.0%(4.6%)、岐阜県1.6%(0.7%)、静岡県1.5%(1.7%)が続いていおり、やはり大都市圏や中部地方の都道府県が強い傾向にある。
本作も当然のように首位を獲得したSKE48だが、地元で大きな支持を集めている事がシングルセールスで結果を出す原動力となっている。これからのSKE48の活躍に注視したい。
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