エンターテインメント・ウェブマガジン
リリースから50年以上が経ったブラック・サバスの「Paranoid」が、Spotifyで10億再生を達成した楽曲が認定されるBillions Club(ビリオンズ・クラブ)に加わった。
ヘヴィ・メタルの名曲として知られる「Paranoid」は、1970年にリリースされたアルバムのタイトル曲で、オフィシャル・UK・シングル・チャートで4位、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で61位を記録した。
現在もSpotifyなどのストリーミング・プラットフォームで多くの人に聴かれている「Paranoid」だが、ブラック・サバスのベーシストであるギーザー・バトラーは2004年にギター・ワールドのインタビューで、この楽曲をスタジオで“5分で書いた”と話していた。彼によるとこの曲は、“後付けで書いた”とのことで、「要はアルバムのために3分間のフィラーが必要で、トニー(・アイオミ)がリフを思いついた。僕がすぐに歌詞を書いて、オジー(・オズボーン)は歌いながら歌詞を読んでいた」と振り返っている。
SpotifyのX(旧Twitter)アカウントは現地時間の2024年3月4日に、「我々の脳内を占めているのは、@BlackSabbathのParanoidが#BillionsClubの新メンバーになったということだけだ」と、歌詞を引用しながら黒いハートの絵文字を添えて投稿した。
「Paranoid」は、ブラック・サバスのカタログに欠かせない楽曲の一つだ。バンドの音楽を北米以外での地域で管理するBMGによれば、彼らは英国だけで24枚以上のプラチナ・アルバム、米国では1,500万枚以上のアルバムを含む、7,500万枚以上のレコード・セールスを記録している。
ブラック・サバスは2006年に【ロックの殿堂】入りを果たし、メタリカのメンバーがプレゼンターを務めた。
BMGの英国ストリーミング担当副社長であるジェイムズ・ファレリーは、「ブラック・サバスの“Paranoid”がSpotifyで10億ストリーミング再生を突破したことは、素晴らしい音楽はレコーディングされた年を超えても生き続けることを証明している」と述べ、「ロックとメタルの新しい世代のファンが、バーミンガムの最高傑作を発見し続けており、特にラテンアメリカにおけるバンドのストリーミング・ビジネスの継続的な成長に感激している。“Paranoid”は相変わらず新鮮で活気に満ちて聞こえ、英国で最もダークなバンドの明るい未来を確実なものにしている」とコメントしている。
2008年のサービス開始以来、Spotifyは581曲をBillions Clubに迎えている。
洋楽2024年11月22日
故マック・ミラーの遺族が、2020年にリリースされた最初の遺作アルバム『サークルズ』の5周年を記念して、2枚目の遺作アルバムをリリースする予定だ。『サークルズ』は、2018年に急逝したミラーが生前に制作していたアルバムだった。 米ピッツ … 続きを読む
J-POP2024年11月22日
Eveが、TVアニメ『アオのハコ』エンディングテーマとして書き下ろした「ティーンエイジブルー」のミュージックビデオを公開した。 現在配信中の本楽曲は、11月27日発売のニューアルバム『Under Blue』にも収録される。 ◎映像情報 … 続きを読む
J-POP2024年11月22日
TM NETWORKのドキュメンタリー映画『TM NETWORK Carry on the Memories -3つの個性と一つの想い-』が、2025年春に劇場公開される。 1984年4月21日に、シングル『金曜日のライオン』でデビュー … 続きを読む
J-POP2024年11月22日
モーニング娘。’24の一発撮りパフォーマンス映像『モーニング娘。’24 – 恋愛レボリューション21 / THE FIRST TAKE』が、2024年11月22日22時にYouTubeプレミア公開される。 一発撮りのパフォー … 続きを読む
J-POP2024年11月22日
tuki.が、2025年1月8日に1stアルバム『15』を発売する。 同作は、tuki.が15歳を迎えるまでに作ったという楽曲が収録されたアルバム。「晩餐歌」をはじめ、「一輪花」「サクラキミワタシ」「ひゅるりらぱっぱ」といった既発曲のほ … 続きを読む