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現地時間2024年3月10日に開催される【アカデミー賞】に向け、俳優、ミュージシャン、活動家の連合が、クリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー』の意義と現実の核戦争の脅威について、ハリウッドに公開書簡を発表する。
この連合には、『オッペンハイマー』のキャストやスタッフのほか、アニー・レノックス、グラハム・ナッシュ、ジャクソン・ブラウン、エマ・トンプソン、ジェーン・フォンダ、ジュリアン・ムーア、リリー・トムリン、マイケル・ダグラス、ロザンナ・アークエット、ヴィゴ・モーテンセンといった面々が名を連ねている。J・ロバート・オッペンハイマーの孫で活動家のチャールズ・オッペンハイマーもこの呼びかけに参加した。この手紙は現地時間3月6日にMake Nukes Historyのサイトに掲載され、翌日の米紙ロサンゼルス・タイムズに全面広告として掲載される。
「オッペンハイマーと核戦争に関するハリウッドへの公開書簡」という見出しの下、広告には、「(映画の)“オッペンハイマー”は、核兵器の起源、マンハッタン計画の歴史、そしてロバート・オッペンハイマーが軍拡競争やさらに強力な兵器の開発に警告を発したことを描いている。オッペンハイマーの警告は正しかった」
「現代、1万3000発の核兵器を9か国が保有している。1945年に広島と長崎を破壊した核兵器の80倍の威力を持つものもある」
「アーティストとして、擁護者として、私たちは声を上げ、“オッペンハイマーは歴史だが、核兵器はそうではない”ということを人々に思い出させたい」
「大きな不確実性がある今、陸上、海中、空中、宇宙を問わず、核兵器は1発でも多すぎる。家族、地域社会、そして世界を守るために、私たちは世界の指導者たちに、核兵器を過去のものとし、明るい未来を築くために努力するよう求めなければならない。私たちの運が尽きる前に」と、一部記載されている。
これは今週開始される多角的な“Make Nukes History”(核兵器を歴史にしよう)キャンペーンの一環で、『オッペンハイマー』への注目を活用し、核の脅威についての会話を盛り上げるものだ。
この公開書簡に署名した人々の中には、何十年もの間、反核を訴える活動家として知られる者もいる。ナッシュとブラウンは、1979年9月に米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催された【No Nukes/The MUSE Concerts for a Non-Nuclear Future】の主催者に名を連ねていた。フォンダもこのイベントに参加した。このコンサートから3枚組のライブ・アルバムが1979年末にリリースされ、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”のTOP20に入った。
ダグラスとフォンダは、原子力発電所での架空の事故を題材にした1979年のスリラー映画『チャイナ・シンドローム』に主演した。ダグラスがプロデュースしたこの映画は1979年3月16日に劇場公開されたが、その12日後にスリーマイル島原子力発電所事故が起こり、映画の前提が現実離れしたものではなかったと証明することとなった。
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