【第66回グラミー賞】パラモア、女性がフロントウーマンのバンドとして＜最優秀ロック・アルバム＞初受賞に反応「名誉なこと」

　現地時間2024年2月4日、バンド結成から20年を迎えたパラモアが、【第66回グラミー賞】で＜最優秀ロック・アルバム＞と＜最優秀オルタナティブ・ミュージック・パフォーマンス＞を受賞した。これを祝して、3人はインスタグラムで自分たちの音楽を聴いてくれているファンに感謝の意を表した。

　「まず最初に、キャリア20年目にして、“ディス・イズ・ホワイ”をこのような瞬間にしてくれたファン、私たちのチーム、そして投票してくれたアカデミーの皆さんに計り知れない感謝を伝えたいです。昨夜、バンドは普段着でザックのリビング・ルームで一緒に座ってた時に、【グラミー賞】を2つも受賞しました（うん、空っぽのレッド・カーペットのミームを見たよ）」と前置きした。「私たちが＜最優秀ロック・アルバム＞を受賞したのは歴史的な偉業だったようで、女性がフロントウーマンのバンドがこの部門でトロフィーを手にしたのは初めてだったそうです。ばかばかしいけれど、本当です！パラモアが、ささやかながらロックやオルタナティブな空間がよりインクルーシブになるよう人々に訴え続けることを常に思い出させる存在になれるのは名誉なことです」と続けた。

　さらにバンドは、「“ディス・イズ・ホワイ”がアトランティック・レコードとの契約上最後のアルバムだったことを知っている人もいると思います。何事も最後までうまくやり遂げることは、誇るべきことです。パラモアの音楽と同様にその理念を支えてくれた全ての人に感謝します」と付け加えた。投稿のキャプションで、バンドはアルバムのクレジットを全て共有している。

　パラモアは昨年2月にリリースした6枚目のスタジオ・アルバム『ディス・イズ・ホワイ』で、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”初登場2位をマークし、約10年ぶりの最高位を記録した。2017年5月の『アフター・ラフター』に続くこのアルバムは初登場6位となった。これらの順位を最後に上回ったのは、2013年にリリースされたセルフ・タイトルのアルバムで、2013年4月27日付チャートで首位を獲得していた。

◎番組情報
『第66回グラミー賞授賞式(R)』（字幕版）
2024年3月16日（土）17:45～、WOWOWライブにて放送
※WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信中（2024年5月4日（土）23:59まで）