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故エイミー・ワインハウスの伝記映画『バック・トゥ・ブラック』の公式予告編が現地時間2024年2月2日に公開され、この映画のオールスター・キャストと、エイミーがスターダムへとのしあがる物語の全貌が見えてきた。
よりコンパクトなインターナショナル・バージョンが約1か月前に公開されていたが、フォーカス・フィーチャーズが新たに公開した2分間の予告編は、エイミーの最も象徴的なヒット曲のひとつである「リハブ」に合わせており、問題を抱えた英国のR&Bアイコンを不気味なほど見事に演じている主演のマリサ・アベラの姿をより深く見せている。
予告編は、10代のエイミーが幼少期の寝室でアコースティック・ギターをかき鳴らすシーンから始まる。主演のマリサは、「私の声を聴いて、5分間だけでも悩みを忘れてほしい」と言う。次にカメラは、いずれエイミーの特徴的なルックとなる盛ったビーハイヴ・ヘアにピンナップ・ガールのタトゥー、そして短いヴィンテージのカクテルドレスにチャンキーなハイヒールに身を包んだマリサ演じるエイミーがステージに立っている姿に切り替わる。
エイミーは、「ガール・パワーが私にとってどういう意味かわかる?サラ・ヴォーン、ローリン・ヒル……これを知っておいてほしい。私はスパイス・ガールじゃないの」と、スポットライトを浴びていた悲劇的に短い6年の間、ガールズ・グループ的ボーカルと振りにヒップホップにインスパイアされた堂々とした態度を融合させながら探求した、レトロコンテンポラリーと言える独特のスタイルについて説明している。
また、ライブ・パフォーマンスの映像のほか、娘の成功が嬉しくてたまらない父親のミッチ・ワインハウス役のエディ・マーサン(『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』)や、問題を抱えた夫のブレイク・フィールダー=シビル役のジャック・オコンネル(『ゴッドレス -神の消えた町-』)がちらりと登場する。全米で大ブレイクしたエイミーの高揚感、いつかママになりたいという夢も含めたフィールダー=シビルとの結婚、そして夫婦の波乱に満ちた、歩み寄ったり離れたりの関係を描いている。
マリサ演じるエイミーは、「昼までに10個のヒット曲を作るなんてしない。自分の楽曲を生きなければならないの。だから、これからそうしてくるつもり」と啖呵を切っている。エイミー・ワインハウスは短いキャリアで、2003年のデビュー作『フランク』と、世界的ブレイクを果たして【グラミー賞】を受賞し、遺作となった2006年の『バック・トゥ・ブラック』の2枚しかフル・アルバムをリリースしていない。長年にわたる酒と薬物乱用との闘いの末、彼女は2011年7月23日にアルコールの過剰摂取により27歳で亡くなった。
エイミーの伝記映画は、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』の監督サム・テイラー=ジョンソンと脚本のマット・グリーンハルシュが再びタッグを組んでいる。エイミーの遺産管理団体、ユニバーサル・ミュージック・グループ、ソニー・ミュージック・パブリッシングの支援を受けてスタジオ・カナルによって製作され、「リハブ」などで知られる彼女の最も愛されていたヒット曲の数々が登場する。『バック・トゥ・ブラック』は現地時間2024年5月17日に全米公開予定だ。
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