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ディープ・パープル~ホワイトスネイクのデイヴィッド・カヴァーデイルとレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジによるプロジェクト=カヴァーデイル・ペイジが1993年に発表したアルバム『カヴァーデイル・ペイジ』の発売30周年を記念し、日本盤としては初となるアナログLPでの発売が決定した。アナログ盤のリイシュー自体が今回世界初となっており、2023年11月22日にソニーミュージックより発売される。
80年代後半に世界中で大成功を収めたものの、90年代初頭にホワイトスネイクを一度解散させていたデイヴィッド・カヴァーデイル。一方のジミー・ペイジも、1988年のソロ・ワーク以降は表立った活動をしていなかった。そんな中、当時ゲフィン・レコードに所属していた両者が、エアロスミスの人気を復活させたことでも知られる敏腕A&Rジョン・カロドナーの離れ業とも言える発案でタッグを組むことになった。
ホワイトスネイクで一時代を築いたカヴァーデイルとレッド・ツェッペリン解散後初のツェッペリン直系ハード・ロックに臨んだペイジの合体は当然の如く全世界のロック・ファンの注目を集め、1993年3月に発売されたアルバムは全英4位、全米5位と好スタートを切った。日本でも約20万枚の大ヒットを記録し、同年12月には結果としてこれが唯一となるツアーが日本で開催されるなど大きな話題を呼んだ。しかし翌年に入ると、ジミー・ペイジがレッド・ツェッペリンの盟友ロバート・プラントとのプロジェクトへと舵を切ったことで、このスーパー・ユニットはわずか1年で終焉を迎えることとなった。
リリース当時は完全なCD時代で、アナログ盤は海外でも少量生産だったため入手困難なレア盤となっていた。今回初となる日本盤アナログLPは、カッティング及びプレスをソニーミュージックグループ内で行っており、オリジナル発売時のアナログ盤では全11曲(約61分)のアルバムを1枚2面に収めていたものを、音質面を考慮して2枚4面に収録している。ディスクはアートワークのイメージに合わせてクリア・ブルー盤にカドミウムイエロー・レーベル仕様となっている他、日本盤CD初版帯やオリジナル・ライナーノーツを復刻している。
◎リリース情報
アルバム『カヴァーデイル・ペイジ』
2023/11/22 RELEASE
<2LP>
SIJP 1091~2 6,500円(tax incl.)
Photo: Norman Seeff
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