アデル、マドンナ最新ツアーにライブで触れる「（参加できた人が）とても羨ましい」

　アデルも、開幕したばかりのマドンナの【セレブレーション・ツアー】をどうしても見たいようだ。先週末、米ラスベガスのシーザーズ・パレスのコロシアムで行われた【Weekends with Adele】のショーで、アデルはマドンナに敬意を表し、ポップの女王によるキャリアを網羅するワールド・ツアーの英ロンドン公演について語った。

　レディー・ガガの「Bad Romance」を一部歌いながらステージを闊歩したアデルは、「マドンナが、今夜ロンドンでツアーのオープニングを飾ったことは知ってますか？マドンナのファンは今夜いますか？」と観客に語りかけた。

　会場が拍手に包まれると、アデルは人差し指を立てて微笑みながら、自分もファンの一人であることを明かした。「私はマドンナが大好きで、とてもとても興奮しています」と彼女は語り、今年6月に“重度の細菌感染症”でICU（集中治療室）に入院していたマドンナが回復し、延期していたツアーを開幕できたことを喜んだ。

　「ロンドン公演に行けなかったので、（参加できた人が）とても羨ましいけど、彼女がLAに立ち寄ったときはいつでも観に行ける。すごく、すごく楽しみです」と彼女は続けた。

　マドンナは先週末、英ロンドンで78公演に及ぶツアーをスタートした。土曜日の夜に行ったソールドアウトとなったO2アリーナでの6公演の初日公演では、40年にわたるヒット曲、象徴的な衣装、ミュージック・ビデオ、そして1984年の【MTVビデオ・ミュージック・アワード】で話題をさらった何層にも重なったウェディング・ケーキをオマージュしたセット・デザインを披露した。