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コロナ禍のロックダウン中に製作されたという、ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズの最新作『ザ・ロックダウン・セッションズ』が、6月2日にCDとLPでリリースされる。
『ザ・ロックダウン・セッションズ』は、2020年から2021年にかけて、ロジャー・ウォーターズの自宅でツアー・メンバーとともに、ピンク・フロイドやソロの名曲を全く新たな解釈をした音源を録音したものだ。【This Is Not A Drill 北米ツアー】中に録音された「コンフォタブリー・ナム 2022」も追加収録されている。
今作には『ザ・ウォール』から「マザー」「ヴィーラ」 「コンフォタブリー・ナム」、ロジャー・ウォーターズ在籍時のピンク・フロイド最後のアルバム『ファイナル・カット』から「トゥー・サンズ・イン・ザ・サンセット」「ザ・ガンナーズ・ドリーム」、ソロ・アルバム『死滅遊戯』から「勇気ある撤退」の新たなバージョンが収録。先行シングルとしてリリースされた、ピンク・フロイドの「コンフォタブリー・ナム」は、ロジャー・ウォーターズによる新バージョンとして新たに生まれ変わり、アルバム最後のトラックに収録された。
作品のプロデュースは、ロジャー・ウォーターズとガス・セイファート。レコーディングにはロジャー・ウォーターズ(vo/g/p)、ガス・セイファート(b/cel/vo)、ジョーイ・ワロンカー(ds/per)、デイヴ・キルミンスター(g/rhythm g)、ジョナサン・ウィルソン(g/vo)、ジョン・キャリン(key/vo)、ルシウス(ジェス・ウォルフ&ホリー・レッシグ)(vo)、ボー・コスター(ハモンド)(「マザー」以外の全曲)、イアン・リッチー(sax) (「トゥー・サンズ・イン・ザ・サンセット」)が参加した。
◎ロジャー・ウォーターズ コメント
僕たちの【US + THEM】ツアーは3年にわたった……どのギグでも、ショウの本編を「コンフォタブリー・ナム」で締めくくった後でアンコールをやった。アンコール曲にはいつも「マザー」があった。ツアーの終盤のどこかの時点で僕はこう思うようになったんだ。「アンコールを全曲集めたら興味深いアルバムができそうだな」……「アンコール、いい響きだな!」……そしたらロックダウンだ! “アンコール”プロジェクトはもう諦めるしかないかと思った時もあったけど……とにかく、この作品集ができた。この最後には「コンフォタブリー・ナム」を付け加えた。この愛の輪を締めくくる感嘆符の適切な置き所だと思ってね。
◎リリース情報
アルバム『THE LOCKDOWN SESSIONS』
2023/6/2 RELEASE
SICP-31631 2,750円(tax in.)
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