ジャック・ブラック、ピーチ姫に捧げるラブソング「Peaches」でソロ初のHot 100入り

　俳優、コメディアン、ミュージシャンのジャック・ブラックが歌う、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の劇中歌「Peaches」が、2023年4月22日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で83位に初登場した。テネイシャスDのメンバーである彼が、Hot 100にソロ曲を送り込むのはこれが初となる。

　「Peaches」は、映画でクッパの声を担当するジャックが、ピーチ姫（声：アニャ・テイラー＝ジョイ）に捧げるラブソングで、4月7日にリリースされた。ルミネートによると、初週となる4月13日までの集計週に全米でストリーミングが580万回、6,000ダウンロードを記録しており、デジタル・ソング・セールス・チャート“Digital Song Sales”で6位にチャートインした。

　リリカル・レモネードのコール・ベネットが監督したジャック本人が出演する楽曲のミュージック・ビデオも公開されており、クッパにインスパイアされた緑色のスーツを着た彼が塔の一室で楽曲を演奏している。ピアノの上には額縁に入ったピーチ姫の写真が飾られており、ボウルに入った桃も置かれている。

　ジャックは過去に、カイル・ガスとのコメディ・ロック・デュオ、テネイシャスDとしてHot 100にチャートインしている。彼らの代表曲「The Pick of Destiny」は、2006年11月に初登場し、最高78位を記録していた。

　またジャックは、ソロとして過去に米ビルボード・チャートに1曲がランクインしていた。2010年にジェイソン・シーゲルと共演した「Peace on Earth/Little Drummer Boy」は、ホリデー・デジタル・ソング・セールス・チャート“Holiday Digital Song Sales”で45位をマークしていた。