JIMIN、BTSメンバーとして初の米ビルボード・アーティスト・チャート“Artist 100”首位獲得

　JIMINが、最新ソロ・アルバム『FACE』と収録曲「Like Crazy」のヒットにより、2023年4月8日付の米ビルボード・アーティスト・チャート“Artist 100”で10位から1位に急上昇し、今週米国における最も人気のある音楽アクトとなった。

　Luminateによると、『FACE』は初動ユニット164,000を獲得し、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”初登場2位となった。初チャートイン作品の初登場の順位としては、2021年6月5日付で1位にデビューしたオリヴィア・ロドリゴの『サワー』以来の最高位となる。一方、リード曲「Like Crazy」は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で初登場1位に輝き、BTSとして過去に6曲で同チャートを制したJIMINにとって初のソロNo.1となった。これにより、JIMINは、韓国人ソロ・アーティストとして初めてHot 100首位を記録する快挙を成し遂げた。

　なお、BTSのメンバー7人全員がソロ曲でHot 100にランクインしており、以下これまでにチャートインしたすべてのソロ曲となっている。

※順位は最高位、（）内は最高位到達日
81位　J-HOPE「Chicken Noodle Soup feat. ベッキーG」（2019年10月12日）
76位　Agust D（SUGA）「Daechwita」（2020年6月6日）
29位　ジュース・ワールド＆SUGA「Girl Of My Dreams」（2021円12月25日）
79位　V「Christmas Tree」（2022年1月8日）
95位　JUNG KOOK「Stay Alive」（2022年2月26日）
80位　PSY 「That That feat. SUGA」（2022年5月14日）
22位　チャーリー・プース「Left and Right feat. Jung Kook of BTS」（2022年7月9日）
82位　J-HOPE「More」（2022年6月16日）
96位　J-HOPE「Arson」（2022年6月30日）
51位　JIN「The Astronaut」（2022年11月12日）
83位　RM「Wild Flower with youjeen」（2022年12月17日）
76位　TAEYANG「VIBE feat. JIMIN of BTS」（2023年1月28日）
60位　J-HOPE「on the street with J.コール」（2023年3月18日）
30位　JIMIN「Set Me Free, Pt. 2」（2023年4月1日）
1位　JIMIN「Like Crazy」（2023年4月8日）

　JIMINは、BTSのメンバーとして初めてArtist 100で1位を記録するとともに、唯一チャートインしたメンバーとなった。約1週間前、彼は米ビルボード・エマージング・アーティスト・チャート“Emerging Artists”を制した7人目のBTSメンバーとなった。最新のBillboard 200とHot 100で上位にランクインしたため、チャートルールにより、今週以降の集計から除外される。

　また、JIMINは韓国人ソロ・アーティストとして初めてArtist 100首位に輝いている。これまで韓国のグループとしては、BTS（21週）、BLACKPINK、Stray Kids（各2週）、SuperM、TOMORROW X TOGETHER、TWICE（各1週）が1位を記録している。

　Artist 100の1位以下では、ニュー・アルバム『ディド・ユー・ノウ・ザット・ゼアズ・ア・トンネル・アンダー・オーシャン・ブルバード』がBillboard 200で3位（115,000ユニット）にランクインし、自身9作目のトップ10入りを果たしたことで、ラナ・デル・レイがArtist 100では29位から5位に上昇した。フォール・アウト・ボーイは、新作『ソー・マッチ（フォー）・スターダスト』がBillboard 200で6位（64,000ユニット）にデビューし、バンドにとって7作目のトップ10入りとなったことで、Artist 100の8位に再エントリーした。

　Artist 100は、音楽消費に関する主要な指標（アルバムや楽曲のセールス、ラジオ、ストリーミング）を組み合わせてアーティストの活動を測定し、米国内でのアーティスト人気を総合的に評価する週間ランキングだ。