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ロバート・スミスが、ザ・キュアーの北米ツアーのチケットを販売した米チケットマスターの“めちゃくちゃな”手数料について猛烈な勢いでSNSに連投した結果、チケットマスターから“善意の意思表示”として一部の手数料が返金されることがわかった。
ザ・キュアーの【Lost World North American Tour】の手数料がチケット代よりも高いというファンの訴えを受けて、ロバートはチケットマスターを非難した。この問題は、現地時間2023年3月15日、チケットマスターのヴェリファイド・ファン・セール開催時に発覚した。
バンド側が、手頃な価格でチケットを提供し、定価以上での転売を最小限に抑えるためにチケットの譲渡ができないようにしているにもかかわらず、サービス料、施設使用料、手数料の合計が入場料金以上になるケースがあったため、ロバートはチケットマスターへの攻撃を始めた。
彼は米ライブネーションの関連会社であるチケットマスターに対し、「私は、今日のチケットマスターのめちゃくちゃな“手数料”に、みなさんと同じように憤慨しています」とSNSに綴った。「はっきり言って、アーティストにはそれ(手数料)を制限する手段がありません。私は、それがどのように正当化されるのか尋ねています。もし、明確な回答が得られたら、みなさんにお知らせします」と説明した。
そして、彼は「さらなる話し合いの結果、チケットマスターは請求した手数料の多くが不当に高いことに同意し、善意の意思表示としてすべてのヴェリファイド・ファンのアカウントで最安値のチケット購入者にはチケット1枚につき10ドル(約1,320円)が返金されます」と同社から得た回答をファンに知らせた。
さらに、「それ以外の価格帯のチケットを購入したヴェリファイド・ファンのアカウントには、チケット1枚につき5ドル(約660円)が返金されます。すべての会場でのザ・キュアーの公演が対象です」とロバートは続けた。「すでにチケットを購入された場合、自動的に返金されます。明日発売される全てのチケットには、低い手数料が発生します」と明かした。また、別の投稿でロバートは、ヴェリファイド・ファンのチケット販売が終了したことを報告した。
ザ・キュアーの【Lost World North American Tour】は、5月10日に米ニュー・オーリンズのスムージー・キング・センターでキックオフし、北米で30公演が予定されている。
バンドは、2019年に【ロックの殿堂】入りを果たしており、その際ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーが立ち会った。
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