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現地時間2023年3月13日に開催されたカナダの音楽授賞式【ジュノー賞】で、アヴリル・ラヴィーンが、ファン投票による<ファン・チョイス・アワード>に輝いた。同賞4度目の受賞となる彼女だが、登壇中した際に突如ステージに乱入したトップレスの活動家に冷静に対応したことでも話題となった。
【ジュノー賞】で初めてパフォーマンしたパンジャブ人アーティストのAP Dhillonを紹介するために、アヴリルが登壇すると、彼女に背後に上半身裸の女性が現れた。カナダのCBCニュースの報道によると、女性の背中には、物議を醸しているオンタリオ州政府による開発計画に反対する「SAVE THE GREEN BELT」というメッセージが書かれていた。
アヴリルは振り返り、彼女に対して「ステージからファッキン降りなさい」と言い放つと、活動家はそのままステージを降りた。その後、<ファン・チョイス・アワード>を受け取るために、再び登壇したアヴリルは、「今度は誰も何もしないでよ。さもないと許さないからね」と冗談交じりに話した。
昨年に引き続き司会を務めたマーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』主演俳優のシム・リウは、アヴリルが“あのトップレスの女性に見事な対応をした”と称賛した。
【第52回ジュノー賞】は、カナダ・アルバータ州エドモントンのロジャース・プレイスで開催された。先週土曜日(3月11日)の【ジュノー賞オープニング・ナイト】で40以上の賞がすでに授与されていたため、13日の約2時間の番組で発表されたのは、5つの賞だけだった。そして、テニール・タウンズ、アレクシスオンファイアー、アイサナビー、ジェシー・レイエズ、テイト・マクレー、AP Dhillon、バンクス&ランクス、プレストン・パブロ、レーヴによるパフォーマンスや、カナダのヒップホップ・アーティストに焦点を当てたヒップホップ50周年企画が番組のメインとなった。
2日間に及ぶ授賞式で、ザ・ウィークエンドが最多の5つの賞を受賞し、総受賞数を22に更新した。歴代最多はアン・マレーの25で、ザ・ウィークエンドは歴代2位となっている。
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