BLACKPINKのジス、待望のソロ・デビュー作品をリリースへ

　BLACKPINKのジスが、待望のソロ・デビューの準備を進めている。2023年3月4日に彼女はSNSを通じ、初のソロ作品が3月31日にリリースされると発表した。美しい緑の野原の真ん中に真っ赤な布が落ちている謎の“Coming Soon”（近日公開）ポスターが公開されている。

　インスタグラムのジスの個人アカウントに投稿された同じ画像には、“See you soon（近々お会いしましょう）”と添えられている。このティーザー・ポスターは、BLACKPINKの公式アカウントでも共有された。

　年明け頃に、ジスの待望のソロ・デビューがついに決定したとの報道が流れた。4人のメンバーの中で最後のソロ活動開始となる。ジェニーの『SOLO』は2018年に、ロゼの『-R-』とリサの『LALISA』は共に2021年にリリースされている。2月下旬に韓国の芸能レーベル、YGエンターテインメントは、ジスが2023年にソロ楽曲のリリースを準備していることを認めた。

　韓国エンタメを紹介する英語サイトSoompiによると、レーベルは当時、「BLACKPINKのジスは現在、ソロ・アルバムのレコーディングに励んでいます。ファンとの約束を守るため、昨年から忙しいワールド・ツアーのスケジュールをこなしながら、アルバム・ジャケット撮影を終え、時間があれば音楽制作に取り組んでいました。近いうちに彼女は良い知らせで（ファンを）迎えるでしょう」と声明でコメントした。

　ジスは2022年5月の米ローリング・ストーンとのインタビューで、ソロ活動の可能性について、「まだどれくらいソロになりたいかわからないんです」と述べ、「私が聴く音楽、できる音楽、やりたい音楽、何を選べばいいのでしょうか。私はたくさんの楽器を使っている楽曲が好きです。いろいろなバンドやロックが好き。みんなは私に何を求めているのだろう？相反する問いが混沌としています。まだ混乱したまま首を傾げているんです。今年のソロ活動の予定については、はっきりとはわかりませんね」と語っていた。

　BLACKPINKの2枚目のフル・スタジオ・アルバム『BORN PINK』は、2022年10月に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得した。2020年10月にリリースされたデビュー作『THE ALBUM』は2位を記録している。

　BLACKPINKは先月上旬に【BORN PINKワールド・ツアー】がオーストラリアとメキシコに向かうと発表した。また、彼女たちは2019年に初めて出演した【コーチェラ】に、今年はヘッドライナーとして凱旋する予定になっている。