リンキン・パーク、『メテオラ』20周年記念盤の国内盤が4/7に発売決定

　リンキン・パークによる『メテオラ』の発売20周年を記念した『メテオラ：20周年記念盤』のデラックス3枚組CDエディションが日本盤としても発売されることが決定した。

　リンキン・パークが、2003年に発表したセカンド・アルバム『メテオラ』は、全世界の総売上枚数2,700万枚を記録し、【グラミー賞】にもノミネートされ、世界各国で数多くのプラチナム・ディスクを獲得した。

　日本盤として発売されるこのデラックス3枚組CDは、未発表楽曲「ロスト」のオリジナルのアンディ・ウォレス・ミックスを追加収録したアルバム『メテオラ』がディスク1に収録されている他、ディスク2には『LPUレアリティーズ2.0』と名付けられた当時の貴重なレア音源全19曲が、そしてディスク3には『ライヴ・レアリティーズ 2003-2004』と名付けられた、2003年から2004年の様々なライブ・レコーディングの中から選りすぐりの10曲が収録されている。

　2月10日に公開された、リンキン・パークの未発表音源「ロスト」は、アルバム『メテオラ』制作時にミックスまで完了していたが、アルバムに収録されることなく、以降20年もの間アーカイヴの中に残されていた楽曲だ。YouTubeでは公開後1週間で1,500万回を超える再生数を記録、そのサウンドと感動的なミュージック・ビデオで世界中のリンキン・パーク・ファンを熱狂させている。

　メンバーのマイク・シノダは、この曲に関して、「この楽曲を見つけ出したときは、以前撮ったことさえ忘れてしまっていたお気に入りの写真を見つけ出したような感覚だったよ。まるでその姿を現すのに絶好のタイミングを待っていたかのような感じだ。何年もの間ファンのみんなから、チェスターのヴォーカルが聴ける何かしらの音源をリリースして欲しいと言われていたんだけど、こんなスペシャルな形でそのリクエストを実現させることができて、感激している。“メテオラ：20周年記念盤”に収録されている素晴らしい未発表曲やビデオ映像などを目の当りにしたら、みんな圧倒されることだろうね」とコメントしている。

　「ロスト」のミュージック・ビデオは、ピープルプリザーとマチェイ・カシアラのWeb3スタジオ、SHIBUYAがプロデュースとアニメーションを担当し、Kaiber.aiのAIプロダクションをフィーチャーしたカッティング・エッジなAIレンズを用い、バンドが持つAMV（アニメ・ミュージック・ビデオ）のレガシーを再構築させた見事な作品に仕上がっている。

　『メテオラ：20周年記念盤』は、日本盤として発売されるデラックス3枚組CDに加え、輸入盤での取り扱いとなる4枚組デラックス・アナログ・ボックス・セット、そしてコレクター必携アイテムとなる限定盤スーパー・デラックス・ボックス・セットも4月7日に発売となる。

　限定盤スーパー・デラックス・ボックス・セットには、6曲の未発表曲が収録されている。さらに、デモ音源やBサイド曲、ライブ映像や未発表となる各作品のメイキング映像などが、合計12枚のディスクにたっぷりと収録されている。このボックス・セットにはさらに、40ページに及ぶブックレットの他、36” x 24”サイズのポスターやリトグラフ、ステッカーやステンシル、そしてハイレゾ音源ダウンロード・カードが同梱されている。

◎リリース情報
アルバム『メテオラ：20周年記念盤』
2023/4/7 RELEASE
WPCR-18600/2　4,180円（tax incl.）
https://linkinparkjp.lnk.to/Meteora_20