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2023年2月6日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、LE SSERAFIM『FEARLESS』が321,717枚を売り上げ、首位を獲得した。(集計期間2023年1月23日~1月29日)。
『FEARLESS』はLE SSERAFIMの日本1stシングルで、同名のミニアルバム『FEARLESS』に収録されていた表題曲「FEARLESS」、「Blue Flame」の日本語歌唱バージョンである「FEARLESS -Japanese Ver.-」、「Blue Flame -Japanese Ver.-」及び先行配信された日本オリジナルの新曲、「Choices」の全3曲が収録されている。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し、シングル『FEARLESS』の発売以降の販売動向を調査した。
まずLE SSERAFIMのシングル『FEARLESS』の発売初週の実店舗での地域別の販売比率をグラフ化したものが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/121542/2)である。また、一般的なシングルと比較するため2023年以降販売された全てのシングルの地域別の販売比率を全シングルとして表記している。
全シングルと比較して、シングル『FEARLESS』の方が販売比率が高い地方は、関東地方56.9%(以下かっこ内全シングル:53.3%)、近畿地方14.7%(13.6%)、九州地方8.1%(6.6%)となっている。これは、東京都、大阪府、福岡県等の大都市を含む地域での人気が先行している事が現れている。また、日本人メンバーである、サクラとカズハはそれぞれ鹿児島県と大阪府の出身であり、これも、九州地方、近畿地方で支持されている事の一因であると考えられる。
一方、関東、近畿、九州以外の地域では、一般的なシングルよりも販売比率が低くなっており、今後これらの地域で人気を獲得して行く事がLE SSERAFIMが飛躍する鍵となるだろう。
昨年末の『第73回NHK紅白歌合戦』への初出場や、日本での1stシングルがいきなり首位を獲得と、勢いに乗るLE SSERAFIMだが、これからも彼女達の動向から目が離せない。
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