ケンジー、新曲「paper」で失恋の痛みを赤裸々に表現

　18歳のシンガー・ソングライター兼インフルエンサー、ケンジーが新曲「paper」をリリースし、ミュージック・ビデオも公開された。

　2014年にリリースされたシーアの大ヒット・シングル「シャンデリア」のミュージック・ビデオで独創的なダンスを披露し、一躍世界で有名になったマディ・ジーグラーの妹であるケンジー。子供時代から姉マディと一緒に人気リアリティ・ショーに出演したり、TikTokやYouTubeを中心にインフルエンサーとしても活動したりと、全米のティーンから絶大な人気を誇っている。

　また、Spotifyで1億5000万回以上再生されたジョニー・オーランドとのデュエット曲「What If (I Told You I Like You)」を歌唱しているのも彼女であり、マッケンジー・ジーグラーの名前で10代の頃から歌手活動もしていた。

　2023年初シングルとなる新曲「paper」は、愛する人が去っていくのをただ見つめることしかできない、心の痛みを完璧にとらえた失恋ソングで、優しいサウンドに乗せて歌う「あの女の子は確かに完璧／だけどあなたに似合っているのは私」という感情むき出しの歌詞が印象的だ。

　TikTokでティーザー音源が投稿されると「元カレが他の女の子と一緒にいるのを見て、つい自分と比較してしまう感覚だ」と多くのファンからも共感を寄せた。ケンジーは「息遣いや声の途切れまで聞こえてくるような、とてもリアルでな作品に仕上がった」と本作について語っている。

　同日に公開されたミュージック・ビデオは、タイトル“paper＝紙”にちなんで、荒れたベッド・ルームや書斎、リビング・ルームで紙が吹き荒れる、切ない歌詞を表現したインパクトのある内容に仕上がっている。

◎リリース情報
シングル「paper」
2023/1/13 DIGITAL RELEASE
https://kenzie.lnk.to/paper