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2023年1月9日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、King & Prince『ツキヨミ/彩り』が11,113枚を売り上げ、5位を獲得した。(集計期間2022年12月26日~2023年1月1日)。
また、『ツキヨミ/彩り』は、SoundScanJapanの2022年年間(2022年1月3日~2023年1月1日)のシングルセールスで年間966,314枚を売り上げ、2022年に最も売れたシングルとなった。
SoundScanJapanの2022年年間シングル販売枚数トップ10は下記の通り。(集計期間2022年1月3日~2023年1月1日)
1位『ツキヨミ/彩り』King & Prince (966,314枚)
2位『オレンジkiss』Snow Man (963,673枚)
3位『ここにはないもの』乃木坂46 (923,023枚)
4位『ブラザービート』Snow Man (916,063枚)
5位『好きというのはロックだぜ!』乃木坂46 (863,552枚)
6位『I』INI (844,021枚)
7位『M』INI (774,387枚)
8位『Actually…』乃木坂46 (737,450枚)
9位『MIDNIGHT SUN』JO1 (666,096枚)
10位『The Answer/サチアレ』なにわ男子 (636,220枚)
『ツキヨミ/彩り』は前作『TraceTrace』から約2か月ぶりに発売された11枚目のシングルで、発売初週に11作連続の首位を獲得。本作の発売前にメンバーの岸優太・平野紫耀・神宮寺勇太が2023年5月22日をもって脱退する事が発表された事もあり、2週目以降も好調を維持、発売4週目にも首位を獲得、その後も順調に販売枚数を伸ばし、2022年最も売れたシングルCDとなった。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し、『ツキヨミ/彩り』の発売以降の販売動向と、過去作の10月から12月の販売枚数を調査した。
まず、King & Princeの今年発売された直近3作『ツキヨミ/彩り』・『TraceTrace』・『Lovin’ you/踊るように人生を。』の発売初週から8週目までの週別の累計販売数を示したのが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/120600/2)である。これを見ると『TraceTrace』・『Lovin’ you/踊るように人生を。』と比較すると、『ツキヨミ/彩り』は3週目(2022/11/21~2022/11/27)以降の伸びが非常に大きく、順調に販売数を伸ばしていた事がわかる。
一方、『ツキヨミ/彩り』の発売週である2022年第45週(2022/11/7~2022/11/13)以降、他のシングルにも大きな影響が出ている。『ツキヨミ/彩り』を除いた過去作の週別の販売数の推移をグラフ化したものが図2(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/120600/3)である。
デビュー作のシンデレラガールの47週については販売枚数が大きすぎ、他のタイトルの増減がわかりにくくなるためグラフの範囲から飛び出してしまっているが、41,294枚販売されている。
これを見ると43週(2022/10/24~2022/10/30)までは前作(43週時点での最新作)『TraceTrace』以外は最も売れているのが42週の『Magic Touch』が224枚という状況だった。しかしメンバー3人の脱退の発表があった44週から全てのKing & Princeのシングルの販売枚数は大きく伸び始め、1作目『シンデレラガール』から10作目『TraceTrace』までのシングルを合計すると、43週が1,623枚だったのに対して、44週は6,216枚と前週比3.8倍と大きく伸びている。
更に『ツキヨミ/彩り』の発売週の45週はショップに足を運んだり、ECサイトを訪れるファンが多かった事もあり、10タイトル合計で25,980枚となり、更に前週比4.2倍(前々週比16倍)と大きく伸びている。その後も47週に。デビュー作のシンデレラガールが2018年発売にも関わらず、41,294枚を売り上げる等、勢いを維持したまま新年を迎える事になった。
最新作だけでなくリリースした全ての作品の販売枚数が大きく伸びていおり、現行の5人での活動の終了が惜しまれている事がわかる結果となった。今後もKing & Princeの活躍に注視したい。
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