シェール、ケリー・クラークソンとウィリー・ネルソンのツアー・バスについて語り合う「まさにマリファナの匂い」

　シェールが、2022年12月初旬に米NBCのトーク番組『ケリー・クラークソン・ショー』に出演したが、同局がクリスマスの翌日（12月26日）にホリデー後のお楽しみとして、シェールとケリーのトークからの未公開映像をいくつかシェアした。

　ある映像では、シェールがScent Beautyとのフレグランス・ライン“Decades”について話している。このコレクションには4種のフレグランスがあり、それぞれの香りが彼女が考える特定の年代を表現している。

　これについてケリーが、「70年代（を表現する香り）がマリファナの香りじゃなくて驚きましたよ。これは当然ウィリー・ネルソンの（ツアー・）バスの匂いがするんだろうなって思ってたんで」とジョークを飛ばした。
　
　するとシェールはすぐに、「オーマイゴッド、ウィリー・ネルソンのバスに私も乗ったことある！あれはまさにマリファナの匂いがするね」と反応し、カントリー・ミュージック界にも接点があるケリーは、「ウィリー・ネルソンのバスに乗ってコンタクト・ハイになったことがありますよ」と打ち明けた。

　シェールは、「古くてひどいバスだったな。彼は最高だけどね。そしてとにかくそこらじゅうにドラッグがあって」と笑いながら話し、ケリーは、「あれから降りると確実にお腹が空いてるんですよね」と応じた。

　ケリーはまた、シェールに初めて会った時のことを振り返った。【第41回ケネディ・センター名誉賞】で、フィリップ・グラス、リーバ・マッキンタイア、ウェイン・ショーターと共にシェールが表彰された際に、ケリーはマッキンタイアを称えるために、彼女がヒットさせたバージョンの「ファンシー」をステージで披露したが、2018年のこのイベントでシェールに会うのは少し緊張したと明かした。

　この話題からケリーは、セレブと対面して感激したことがあるかとシェールに尋ねた。すると、「メリル・ストリープに初めて会った時」と彼女は明かした。ストリープとは1983年の映画『シルクウッド』で共演している。この作品は、カレン・シルクウッドという実在の人物の半生を描いたマイク・ニコルズ監督の作品で、核燃料工場の内部告発者だった彼女は多くの関係者が疑わしいと考える状況下で死亡した。【アカデミー賞】で多数の部門にノミネートされたこの映画で、シェールは＜助演女優賞＞を受賞し、悲劇的な内容とは異なり、シェールとストリープの未来ははるかに明るかった。彼女は、「私たちは友達になって、それ以来ずっと友達」と話している。