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感情爆発系ダンス&ボーカルで注目を集め、和製ジェニファー・ロペスとも称されるMeik。最新シングル『Dance Forever』&最新EP『Make U Dance』をリリースしたばかりの彼女が、12月16日に東京・代官山SPACE ODDにてワンマンライブ【Meik Winter Live~Dance Forever~】を開催した。
<3年ぶりの声出し可能ライブ「生の声が聞けてめっちゃ嬉しい!」>
開演前に「本日は3年ぶりの(観客のマスク着用での)声出しが可能になりました! 皆さん、この3年分の想いをぜひともぶつけて下さい!」とのアナウンスがあった同公演。コロナ禍対策のガイドラインで(マスクメガホン対応のライブはあったものの)制限を守りながら楽しむしかなかった期間を経て、ようやく肉声を発することが許されたオーディエンスは、蛍光色の巨大なバックドロップを背に登場したMeikにありったけの歓声を浴びせながら、冒頭から畳み掛けられるキラーチューンの数々を共に歌い踊り、その光景を目の当たりにしたMeikとダンサーの面々は心底嬉しそうに爆発的なパフォーマンスを繰り広げていく。
「登場前からみんな声を出してくれていて本当に嬉しいです。ありがとうございます! みんなの生の声が聞けてめっちゃ嬉しい! 今日を迎えるまでに楽しみだなとか、不安だなとか、いろんな気持ちがあったんですけど、始まってMeit’z(Meikファンの呼称)の声を聞いたら、何の心配もなかったです。こうやってこの時間を私に使ってくれて本当にありがとうございます! だからこそ、今日はめちゃめちゃ熱いライブを見せたいと思っています。ついてこれますか!?」そんな超ゴキゲンな彼女の想いに、全力のオイオイコールで応えていくMeit’zのみんな。
<世界を変えようとしたマイケル・ジャクソンへのリスペクト>
また、ライブ中盤では、スクリーンに敬愛するマイケル・ジャクソンの映像が流れ「マイケルに捧げます」というメッセージを掲げると、そのダンス&ボーカルにマイケルを憑依させたような圧倒的なステージングを展開。幼稚園児の頃からダンスの発表会でマイケル・ジャクソンの楽曲を愛用してきた彼女ならではの、音楽で本気で世界を変えようとしたスーパースターへのリスペクトの念に溢れたパフォーマンスは、そこに居合わせたすべての人々を釘付けにしてみせた。その後も「Let’s Go」や「Timing(ブラックビスケッツカバー)」などの人気ナンバーで会場を扇情し続けた彼女は、共に盛り上がってくれたMeit’zとのコール&レスポンスを堪能。
「いやぁー、楽しすぎる! やっと帰ってきた感があります! すごく嬉しい! 私にとってワンマンライブは物凄く生き甲斐で、この為に本当に生きているんですよ。明日死んでもいいと思いながらこのステージに立っているんで、終わったあと確実にぶっ倒れます(笑)。」そんないつにも増して全身全霊のMeikは、本編クライマックスもハードにポップにラブリーに多種多様なダンスミュージックを振り切れたアプローチで体現していき、今この瞬間にすべての感情をスパークさせる「In Da World」でもって、Meit’zと限界の向こう側へと駆け抜けていった。
<「いつかあの時の、あのステージに戻したい」って裏でずっと言っていました>
3年ぶりに響き渡る肉声の「アンコール!」に呼応するようにスクリーンに流れる次回のワンマンライブ告知。そして、Meikは「見ました!? 来年の8月10日に渋谷club asiaでのワンマンが決定しました! ここに至るまでにはストーリーがあって、2019年の8月にclub asiaでワンマンライブをやってパンパンに埋めたんですよ。でも、そのあとにコロナ禍が始まって、長らくリリースも予定していたライブも、全ての活動ができなくなって、すごく悔しかったんです。コロナ禍でこんなに変わってしまうんだなという悔しさと、どこにぶつけていいか分からない不安がすごくあって。私の中ではclub asiaで見た景色だったり、Meit’zの熱量が本当に大好きで「いつかあの時の、あのステージに戻したい」って裏でずっと言っていました……。だから、すごく嬉しいです! ありがとうございます!」と涙声で喜びを語った。
失ったものすべてを取り戻すかのごとく、前向きなエネルギーで溢れかえった彼女は満を持して最新シングルナンバー「Dance Forever」をお届け。ラブソング的な側面もあるウインターソングだが、この日は大切な人=Meit’zと永遠に踊り続けていく、Meikの生き様そのものを表現した楽曲のように響き渡っていた。そして、オーラスは歴代ワンマンライブのラストを飾ってきた爆上がりダンスチューン「Let It Spin」で大はしゃぎ。3年分の想いの丈を完全燃焼させるように、ここから始まるストーリーを祝福するように誰もが叫んで踊って、過去最高にホープフルなパーティーを創造。
そんな劇的な大団円を迎えられて満面の笑みのMeikは、「今回は何よりMeit’zの声をステージ上で熱く聞けたことが本当に本当に嬉しかったです! ひとりひとりに大きな拍手を!」とすべてのファンを絶賛。みんなで写真撮影をしながら「ありがとう!」と客席から飛び交う感謝の声に「こちらこそです!」と返し、共に戦ってくれたダンサーひとりひとりも抱き合いながら称賛すると、8か月後のワンマンライブでもっとパワーアップしたエンターテインメントをお届けすることを約束し、Meit’zとハイタッチしながらステージを後にした。
2023年、さらに躍動していくMeikをお見逃しなく。
取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:上野 宏幸
◎ライブ【Meik Winter Live~Dance Forever~】
2022年12月16日(金)代官山SPACE ODD セットリスト:
01.Don’t U Dare(Remix Ver.)
02.ONE STEP TODAY(Remix Ver.)
03.恋するハート・ショット
04.Feeling Good
05.LOVE ~愛はディスコ~
06.パーティーガールズ
07.今夜はメイク・ミー・ラブ・ユー
08.KOTORI
09.It’s Time
10.Alien(Extended Version)
11.Let’s Go
12.Timing(ブラックビスケッツカバー)
13.有機体
14.Super Duper Love(Extended Version)
15.In Da World
En1.Dance Forever
En2.Let It Spin
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