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LUNA SEAが12月17日(土)&18日(日)にさいたまスーパーアリーナで行なった『黒服限定GIG 2022 LUNACY』で、次回公演を来年5月27日(土)&28日(日)にて武蔵野の森 総合スポーツプラザ メインアリーナで開催し、同公演から声出しライヴを解禁することを宣言した。
『黒服限定GIG』をバンド結成時の表記「LUNACY」名義で行なうのは、12年前の東京ドームで開催したフリーライヴ以来。しかも今回のライヴは、バンド結成初期に生まれた楽曲のみで構成されるとメンバーが宣言していた事から、SLAVE(LUNA SEAファンの呼称)の間でも、これまで以上に期待の声が膨らんでいた。その宣言通り、デビュー以前からの楽曲を中心に2日間に分けて構成されたライヴは、未だ音源化されていない「JUNK」、1stデモテープから「KILL ME」「SEXUAL PERVERSION」「NIGHTMARE」、2ndデモテープから「SUSPICIOUS」など、ファンのほとんどが初体験であろう楽曲がセットリストに並んだ。
アンコールでRYUICHIは「この2日間は最狂の夜を過ごすことが出来ました。もうくすぶってないで、来年はみんなで特別なことやろう!共にトンネルを抜けていこうぜ!」との言葉から、初期からLUNA SEAのライヴでは欠かせない代表曲「WISH」が披露され、アリーナいっぱいに銀テープの雨が降りそそいだ。さらには「来年は声出しライヴやるぞー!」と宣言し、ラストソング「PRECIOUS」で二日間の幕を閉じた。RYUICHIの「過去に未来があった」との言葉に裏付けられるように、それらの楽曲が30年の時を越え、現在のクオリティーで甦ったことは、LUNA SEA伝説の新たな1ページとして、これからもファンの間で語り継がれていくことになるだろう。
そして、終演後、メンバーがステージから去った直後に、場内の大型スクリーンから次回ライヴの告知映像が流れると、声にならない歓喜の声が会場中に漏れ響いた。遂に「声出し解禁ライヴ」の開催が正式に発表されたのだ。
2020年に行なわれる予定だったアルバム『CROSS』の全国ツアーは、新型コロナウイルスの影響により相次ぐ中止・延期を重ね、ツアーを再開してからもライヴ中の声出しは基本禁止とされてきたが、徐々にではあるがコンサートにおける規制緩和が進んできたことから、満を持して2023年の幕開けとなる次回5月公演のタイミングで「声出し解禁」の運びとなったようだ。約3年間に及ぶ歓声無きライヴからの帰還は、果たしてどんな新しい景色を生み出すのか? いまから想像するだけで胸が熱くなるはずだ。
『LUNA SEA LIVE 2023』
5月27日(土) 武蔵野の森 総合スポーツプラザ メインアリーナ
5月28日(日) 武蔵野の森 総合スポーツプラザ メインアリーナ
※詳細後日発表
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