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テイラー・スウィフトが、毎年恒例の米バラエティによる『Directors on Directors』特集で、『イニシェリン島の精霊』のマーティン・マクドナー監督と対談した。この中で彼女は、次の10年に向けて、クリエイティビティーに対する考え方がどのように変化してきたかなどについて語っている。
テイラーが監督したショート・フィルムの題材になった「オール・トゥー・ウェル(テン・ミニット・ヴァージョン)」を、彼女が2012年に発表した『レッド』に収録されている原曲と比較する意味で、マクドナーに、「現在曲の作り方が変わったと感じますか?失恋ソングにしても、22歳の頃と今とでは曲の作り方は違いますか?」と聞かれたテイラーは、「そうですね、確かに今はもっと自由に創作できている気がします。そして以前よりも速いペースでより多くのアルバムを作っています。というのも、より多くの作品を作れば作るほど、自分自身にかかるプレッシャーが軽減されると思うからです。今はそういう時期なんですね。人それぞれです。5年ごとにアルバムを出して、それが素晴らしいもので、そういうやり方が合っている人たちもいます。それを心から尊敬していますけれど、私はもっと頻繁に作っている方が幸せなんです」と答えている。
また、【グラミー賞】にノミネートされたセイディー・シンクとディラン・オブライエン主演短編映画の制作にどのように取り組んだか、そしてそれがサーチライト・ピクチャーズでの長編映画監督デビュー作にどう影響するかについても、テイラーはこの対談で明かしている。
彼女は、「歌手としての仕事のあらゆる側面が、監督としての私のあり方に影響を及ぼしています」と述べ、「私は非常に短い時間だけ映画に出演したことがたまにありました。(自分が監督するときは、出演者に)快適に感じてもらえるようにすごくしたいんです。モニターを見たいと思ったり、どのようにセットアップされているのか知りたいと思ったりすれば、そうできるべきなんです。ただ、自分がどのような物語を語っているのかを知ってもらうことは、とても大切なことだと思います。私は、脚本を知らない、誰もストーリーを知らないというような(企画に)参加したことがあります。私だって自分が作っているプロジェクトについて秘密主義でいたいことはありますが、一緒に何かを作っている人たちを信頼して、なぜこれが重要なのかを伝えなければなりませんよね」と締めくくった。
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