ロザリア、パティ・スミス／アースイーター／ビョークとガールズ・バンドを組みたいと話す

　ロザリアが、米ビルボードとの独占インタビューで、恋人のラウ・アレハンドロと音楽をリリースする可能性についてほのめかした。

　彼女は、「ご存知のように、私たちは一緒にスタジオ入りしています」と述べ、「そのうち、わかると思いますよ」と意味深に続けたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。だが、恋人のニュー・アルバムに収録されているお気に入りの曲が、「Lejos Del Cielo」とだけ話した。

　ロザリアは、最新アルバム『モトマミ』が、現地時間2022年11月18日に開催された【ラテン・グラミー賞】で＜最優秀アルバム賞＞を受賞する直前に行われたこのインタビューに、上機嫌でリラックスした様子で応じていた。ピンク・フロイドのTシャツとレザー・スカートに身を包み、ステージ上のペルソナにちなんで、ほぼメイクをしていなかった彼女は、正直さと透明性が、最新アルバムと自身の特徴であると話した。この哲学に沿って、彼女はライブでもメイクを控えめにしており、SNSへの投稿もフィルターをかけずに行っている。

　彼女は、「ステージではたくさんダンスするので、メイクが台無しになってしまうんです。なので、落とした方がいいんです」と米ビルボードと話した。「すべて、このプロジェクトの一部なんだと思います。様々な意図があるのですが、そのうちの一つは、“できるだけ正直で、透明性を保つようにする”というものです。ショーの半分で、メイクをしないのもその一環です。皆さんに理解してもらえるといいのですが。自分の音楽が、リスナーに与える影響はコントロールできないけれど、その裏に込めた意図はコントロールできると思うので」と続けている。

　また、ステージで着用している数々の素晴らしい衣装については、“機能性と美的センス”のバランスが取れるようにしていると話した。とりわけレザーのアイテムを着ると自分がパワフルに感じられるそうだ。「バイクを連想させる衣装は、“モトマミ”プロジェクト全体と関連しています。ストラクチャード・ジャケットは、私に力を与えてくれるんです」と彼女は話した。

　他の女性アーティストからも力をもらっているそうで、「理想のガールズ・バンドは？」という質問には、「パティ・スミス、アースイーター、ビョークと一緒にバンドをやりたいです」と答えている。