レディー・ガガ、映画『ジョーカー』続編に出演決定

　2019年のヒット映画『ジョーカー』の続編『Joker: Folie à Deux』に、レディー・ガガが出演することが確認された。本人が自身のSNSで認めたもので、主演のホアキン・フェニックス演じるジョーカーと、ガガが演じるキャラクターのそれぞれのシルエットがダンスをしているティーザー・アニメが公開されている。

　2022年8月4日にガガは自身のTwitterに、映画のタイトルと公開日だけを添え、真紅の背景にかすれた黒い文字と、単調に動くシルエットが優美ながらも不穏な空気を醸し出しているアニメ映像を公開した。この映像では、ガガがトニー・ベネットとデュエットしたことでも有名な「チーク・トゥ・チーク」が使われている。

　この映画でのガガのキャラクターについてはほとんど明らかにされていないが、ネット上では、陽気な殺人鬼でジョーカーのパートナーであるハーレイ・クインを演じるというのがほぼ一致した意見となっている。本作を取り巻く他の噂から推測すると、高い評価を受けた2019年の映画の単なる後続作品になるわけではないとみられ、情報筋は6月に米ハリウッド・リポーターに対し、続編はミュージカルになると語っている。

　監督のトッド・フィリップスは続編について口を閉ざしており、6月に初めて続編のタイトルだけを明らかにし、フェニックスが脚本に目を通している画像を公開した。

　一方、ガガは現在2022年7月にドイツのデュッセルドルフで開幕した【クロマティカ・ボール・ツアー】を開催中だ。このツアーは、すでに8000万ドル（約106億円）以上のチケット売上を記録し、大きな成功を収めている。ツアーの90％は完売しているが、まだガガのウェブサイトで残りのチケットを入手することができる。

　『Joker: Folie à Deux』は2024年10月4日に全米公開予定だ。