DISH//、10周年記念ライブ2日目に憧れの先輩・OKAMOTO'Sとセッション

　DISH//が、3DAYSライブ【DISH// 10th Anniversary Live】2日目公演を、2021年12月17日に神奈川県・パシフィコ横浜　国立大ホールにて開催した。

　12月25日に結成10周年を迎える4人組ロックバンドのDISH//。10周年イヤーの幕開けとなる3DAYSライブの2日目は、北村匠海（vo,g）がはっとり（マカロニえんぴつ）と共作した応援歌「沈丁花」などの最新シングルを中心に、懐かしい楽曲も織り交ぜた、過去と現在と未来をつなぐセットリストで新旧のファンを楽しませた。また、中盤には普段のDISH//の楽屋そのもののような自然体のトークを展開。メンバーにしか伝わらないような思い出で盛り上がりながらも、エモーショナルなバンド演奏とのギャップで観客を湧かせた。

　アンコールでは、DISH//にとっての“憧れの先輩”であり、プライベートでも親交のあるロックバンド、OKAMOTO’Sが登場。オカモトショウ（vo）、オカモトコウキ（g）、ハマ・オカモト（b）はそれぞれのメンバーとの熱いセッションを繰り広げたが、DJとしても活動しているオカモトレイジ（dr）だけは、本来やるはずだったDJを放棄し、満面の笑顔でステージ上を徘徊。その姿にハマは苦笑いで「君は何担当の人なの？」とツッコミを入れた。

　そして、演奏後には、「僕たちがやりました」の作詞作曲を手がけたショウが「10周年おめでとうございます」とお祝いの言葉を伝え、北村と熱い抱擁を交わし、「ロックバンドのDISH//と一緒にやれて嬉しいです」と続けた。4年前に共演した際は「憧れすぎて緊張が止まらない」と語っていたDISH//のメンバーだったが、今回は、北村が「めっちゃいい時間が過ごせた。最高だったな」と充実した表情で感慨に浸り、“おのおのが大変尊敬する兄貴分”に対して、ロックバンドとして成長した姿を見せつけた。