エンターテインメント・ウェブマガジン
カナダに拠点を置くオルタナ・ポップ・バンドのValley(ヴァリー)が新作EP『ラスト・バースデー』をリリースし、収録シングル「Cure」のミュージック・ビデオも公開となった。
最新シングル「Cure」についてヴァリーは次のように語っている。「バンドを始めてから7年間、“Cure”のような曲を作りたいとずっと思っていました。私たちはいつも、もう少しロックで、ギターを強調することを避けていた。“Cure”では、ようやくそれが放たれたように思います。私たちは、ギターの音を100倍に増して、もっとロックなアンセムを作りたかったんです。元々、この曲はドラマーのカラとミッキー(マイケル)がザ・キュアーについて話していて、自分たちの好きなバンドをどうやってリファレンスしようか考えていました。そこで、そのコンセプトを反転させました。ザ・キュアーを題材にして、自分たちが誰かのキュアー(治療者)になることや、誰かのために絶え間なく無条件に尽くすことをテーマにしました。でも、ザ・キュアーを引用しているところが気に入っています。ブリッジの部分には、“Boys! Don’t! Cry!/But that’s a lie!”というラインがあります。これをライブで歌うのが待ちきれないです」
ヴァリーは、ロブ・ラスカ(Rob Laska)、カラ・ジェームズ(Karah James)、マイケル・ブランドリーノ(Michael Brandolino)、アレックス・ディマウロ(Alex Dimauro)の4人のメンバーで構成された、カナダ・トロントを拠点とするオルタナ・ポップ・バンド。元々は2つの異なるバンド、Cars&GuitarsとNational Parksのメンバーが地元のスタジオで偶然に同じ時間帯にダブルブッキングされたことをきっかけに出会い、結成に至る。
”カナダーのグラミー賞”こと【ジュノー賞】では、最も活躍が認められた新人グループに送られる<ブレイクスルー・グループ・オブ・ザ・イヤー>にノミネート。ザ・バンド・カミノやレノン・ステラのツアーへのサポートアクトとしても参加するなど、着実にその実績を積み重ねている。
2021年3月にリリースした「Like 1999」は、韓国を中心に日本のTikTokでも流行を巻き起こした。外に出る機会も減り、憂鬱な気持ちを持つ若者世代の間で、「2020年にもウンザリ / 1999年だった時みたいに騒ごう」という「Like 1999」のメッセージが共感の嵐を呼び、楽曲の歌詞と日本語訳を載せた動画の投稿がTikTokでトレンド化。瞬く間にLINE MUSICやSpotify Japanのバイラル・チャートなどでチャート上位に浮上した。本人たちもこの状況を受け、自身のYouTubeチャンネルに日本語歌詞付きのビデオを公開していた。
◎リリース情報
EP『ラスト・バースデー』
2021/10/1 RELEASE
https://umj.lnk.to/Valley_LastBirthday
Photo: ©Becca Hamel
洋楽2024年5月11日
今週の洋楽まとめニュースは、シーアに関する話題から。 シーアが、同じ楽曲のビデオでYouTube再生数10億回を2度達成した。2015年のヒット曲「Cheap Thrills」のミュージック・ビデオでこの記録を成し遂げてから6年後、ダン … 続きを読む
J-POP2024年5月11日
2024年5月8日公開(集計期間:2024年4月29日~5月5日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が総合首位を獲得し … 続きを読む
J-POP2024年5月11日
Mrs. GREEN APPLEが、2024年4月29日に出演したTBS系『CDTVライブ!ライブ!』の「ライラック」と「春愁」のパフォーマンス映像を、6月7日まで期間限定公開する。 新曲「ライラック」は、TVアニメ『忘却バッテリー』の … 続きを読む
J-POP2024年5月11日
櫻坂46の8thシングル『何歳の頃に戻りたいのか?』の“BACKSメンバー”による単独ライブ【8th Single BACKS LIVE!!】が5月9日、10日に千葉・幕張イベントホールで開催された。以下、同公演のオフィシャルレポートを掲 … 続きを読む
洋楽2024年5月11日
グラミー賞を5度受賞し、80年代&90年代R&Bシーンを席巻したソングライティング&プロデュース・デュオ“ジミー・ジャム&テリー・ルイス”。ビルボードライブで行われる初来日公演のメンバーが発表された。 今回、7月28日よ … 続きを読む