テイラー・スウィフト、バレンタインに先駆けて「ラヴ・ストーリー（テイラーズ・ヴァージョン）」をリリース

　テイラー・スウィフトが、2008年にリリースしたセカンド・アルバム『フィアレス』の新バージョンとなる『フィアレス（テイラーズ・ヴァージョン）』を2021年4月9日にリリースすることを発表した。また、バレンタインデーの直前となる2月12日、収録曲「ラヴ・ストーリー（テイラーズ・ヴァージョン）」を先行リリースした。
 
　米情報番組『グッドモーニング・アメリカ』へ急遽リモート出演したテイラーは、「ラヴ・ストーリー（テイラーズ・ヴァージョン）」のリリースについて告知。また、かねてから取り組んでいたアルバムの再録が完了し、『フィアレス（テイラーズ・ヴァージョン）』のリリースを控えていると語った。本作にはオリジナルの20曲に加えて、当時制作したもののアルバムに入りきらなかった6つの未発表曲を収録。全26曲の構成となると明かし、ジャケット写真を公開した。

　テイラーが2008年にリリースした『フィアレス』は、当時、史上最年少で【グラミー賞】の＜最優秀アルバム賞＞に輝いた作品。米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”では11週首位を獲得した他、全世界での売上は1,200万枚以上と推定される、大ヒット・アルバムとして知られる。また「ラヴ・ストーリー」は、テイラーが17歳の頃、ある男性との交際を両親に猛反対されたことをきっかけに、1時間部屋にこもって書き上げた楽曲。このエピソードは自身の母によって、2015年の【アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワード】で明かされた。
 
　コロナ禍に制作した姉妹アルバムの『フォークロア』と『エヴァーモア』の2作品を昨年リリースしたばかりのテイラー。異例のスピードで新作を完成させた彼女は、自身のSNS通してファンへのメッセージ綴った。
 
　「“フィアレス”は魔法と好奇心、青春の至福と荒廃に満ちたアルバムでした。ティーンエイジャーの女の子による冒険や探求の日記であり、彼女は映画の中で見たおとぎ話のようなエンディングの虚像がひび割れる度に、新しい教訓を学んでいったのです。新しいバージョンの“フィアレス”が完成し、もうすぐみんなに届けられるとお伝えできることにワクワクしています」
 
　『フィアレス（テイラーズ・ヴァージョン）』の国内盤CDの詳細については、日本公式サイトおよびUniversal Music Storeにて随時公開となる。
 
◎リリース情報
シングル「ラヴ・ストーリー（テイラーズ・ヴァージョン）」
2021/2/12 RELEASE
https://umj.lnk.to/LoveStory_Taylorsversion