ザ・ローリング・ストーンズ、英ロンドンで旗艦店を9月にオープン

　ザ・ローリング・ストーンズが、2020年9月9日に英ロンドンのカーナビー・ストリートに旗艦店”RS No. 9 Carnaby”をオープンする。ソーホー地区にあるカーナビー・ストリートは、1960年代にロンドンのファッションと音楽の精神的中心地だった場所で、オックスフォード・サーカス駅のすぐ近くにある。

　ありとあらゆるストーンズのグッズやファッション・アイテムを購入できるこのショップは、ユニバーサル・ミュージック・グループの商品部門Bravadoと提携してキュレーションされており、店内ではストーンズの楽曲がかかり、ガラス張りの床には歌詞が表示され、試着室にはアルバムのアートワークがデザインされている。限定商品や音楽なども販売され、オンラインでも展開される。

　バンドは声明で、「ソーホーはずっとロックンロールを象徴してきた場所であることから、カーナビー・ストリートは自分たちのストアに最適だった。Bravadoの友人たちが作り上げたこのエキサイティングなプロジェクトは、皆がロンドンに来て楽しめる無類の体験になると確信している」とコメントしている。
　
　店舗の開店と並行し、ストーンズは『Goats Head Soup/山羊の頭のスープ』の新装版を9月4日にリリースする。レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジがギター、ブラインド・フェイスのリック・グレッチがベースで参加している「スカーレット」を含む未発表曲3曲をプラスしたマルチ・ディスクのスタンダード版と、デラックスCD＆アナログ盤のセットなどが発売される。

　この再発に先駆け、ストーンズは長らく行方不明だった「Criss Cross」という楽曲を7月9日に解禁し、「スカーレット」を7月22日にリリースしている。