渡辺晋賞は、アミューズの大里会長　桑田佳祐、福山雅治もVTRでお祝い

　アミューズ代表取締役会長大里洋吉氏（左）と「福岡で会長に見つけていただいてこうして女優でいられた」とお祝いを述べた富田靖子　(c)KYODONEWS

　「第7回渡辺晋賞授賞式」が２日、東京都内で行われ、アミューズ代表取締役会長の大里洋吉氏が受賞し、同社所属の女優富田靖子がお祝いに駆け付けた。

　VTRで登場したのは桑田佳佑と福山雅治。

　桑田は「サザンオールスターズは34年前に大里さんに拾っていただいた。大里さんは、日本中のタレントは俺がやった（育てた）みたいなことをおっしゃる」など冗談を交えながらも「先見の明があって、時代を一歩リードしている。親以上の存在です」と、サザンの恩人である大里氏の受賞を約10分もの長いスピーチで祝った。

　福山は「デビュー間もないころ、ヒット曲に恵まれていないとき『ヒット曲も何もないんだから、売れるまでしゃべれ』と言われました。今も３、４時間のコンサートをやるんですけど、今は『お前しゃべり過ぎだ』と言われています」と楽しいエピソードで感謝の気持ちを語った。

　また大里氏が手掛けた俳優第１号の富田は「キャンディーズの親衛隊が紙テープを投げるときに『アーティストに当たっても痛くないように、必ず芯を抜くよう指導したのは俺（大里氏）だ』とドヤ顔で、何回も何回も聞かされました」と大里氏の自慢話を明かし会場を笑わせた。