Gacharic Spin WEB企画『いざ野音へ』- 最終回: 初の日比谷野外大音楽堂公演が大盛況!

2017年6月28日 / 20:00

(okmusic UP's)

百戦錬磨のライヴバンドであるGacharic Spinが挑む、初の日比谷野外大音楽堂公演こと『Gacharic Spin Special Live ~2017 春〜 ライバー大宴祭』。本企画では3回にわたって野音についての想いやライヴに対するこだわりなどを語ってもらってきたが、6月24日、ついにその当日を迎えた!
梅雨真っ只中とはいえ、晴天に恵まれた当日。色とりどりのGacharic Spin Tシャツを着たライバーたち(F チョッパー KOGA (Ba)曰く“ライヴが好きな人”)が埋め尽くす客席に向け、1曲目の「ゴー!ライバー」から容赦ない怒涛のラッシュが始まる。抜群のテクで強力なアンサンブルを繰り出し、連続投下される破壊力満点のハードでポップでグルービーなナンバー。メンバーのテンションの高さも半端なく、キレキレのパフォーマンスで客席を煽りまくる。それに対してライバーたちも手をあげ、クラップし、一緒になって“大宴祭”を盛り上げていく。序盤にしてすでにクライマックスのような喧騒が目の前に広がっていた。
パフォーマー3号ねんねは休養中だが、“ねんねの想いも背負っていきたいと思います!”とKOGA。1号のまいがセンターに立ち、いつも以上にKOGAもTOMO-ZO(Gu)もステージを駆け回り、まい&ねんねの持ち歌である「溶けないCANDY」のねんねのパートをTOMO-ZOが歌い、「ハンティングサマー」ではねんねの代わりにまいがオレオレオナ(Vo&key)と背負ったキーボードを互いに弾き合う…など、5人でのフォーメーションが繰り広げられる。さらにサポートキーボディストにCyntiaのAYANOを迎え、みさき&あっちゅを中心としたガチャダンJrも初登場! これまでも数々の困難を“今できる、それ以上のことをやる!”という全力エンターテインメントのスピリッツで乗り越えてきた彼女たちだけに、足りないものをそれ以上のもので補うというか、マイナスをプラスに変える、その不屈な精神はさすがだ。
また、観客を楽しませることにも全力の彼女たち。“大宴祭”と謳うからには、スペシャルなメニューも用意している。センターステージに移動してのアコースティックセットでは「今を生きてる」を“2017年 梅雨”バージョンでジャジーにシックに聴かせると、“夢は言い続けていれば実行できる”と「夢言実行」を切々と歌い上げる。また、豪華ゲストも! 北欧から来日したというGacharic Spinpそっくりなメタルバンド“METALLIC SPIN”の二代目ヴォーカリストのプリンス・ティアラが登場し、ネイティブな関西弁とネタで笑いをとると、“バカダモン〜”とOzzy Osbourneのカバー「Bark at the Moon」を熱唱&大合唱。そして、ふたりの目のゲストは“Gacharic Spinpの大事な時とピンチな時だいたいいる”というFuki CommuneのFuki。楽器隊とのDOLL$BOXXのナンバー「Take My Chance」と新曲「Shout Down」を披露し、秋にミニアルバムをリリースすることもアナウンスした。
さらに、スペシャルだけでなく、サプライズも! アンコールのステージで9月6日にニューシングル「ジェネレーションギャップ」をリリースすることが発表され、“最高にファンキーな曲が仕上がりました!”と表題曲がいち早く披露された。センターでオレオとまいがダンスバトルを繰り広げ、そのタイトル通りに懐かしく思う層と知らない層に分かれるパフォーマンスの数々が目を引いたが、初めて聴く楽曲なのに、まいの振りに合わせて一緒になってダイバーたちが踊っていたのが何よりも印象深い。このソウルをJ-ROCKに昇華したようなファンキーかつキャッチーな新曲で新章が幕開けることを考えると、彼女たちが今後も貪欲に新しいことに挑戦していくことは想像に容易い。
そんな本公演もいよいよオーラスへ。直前のMCで“バンドを続けてきて良かったです。目の前に広がっている景色が本当に愛おしくて、幸せです。この景色を絶対に忘れません!”と声を詰まらせながら話すKOGA。さらに、“もっと大きな場所を目指していくので、Gacharic Spinについてきてください!”と言葉を続ける。それはメンバー6人全員の想いであり、夢。オーラスを飾る「WINNER」の中でも《絶対見てやるんだ! 勝者の景色はそこにあるから》と歌っていて、この曲がいつもGacharic Spinのライヴの最後を締め括っているのが、“5分間もも上げ1本勝負”というスポ根的な理由だけでないことを実感した。その完全燃焼必至のナンバーで大団円。大宴祭の最後はステージにも客席にも笑顔が咲き乱れ、最高の景色が広がったことは言うまでもなく、Gacharic Spin初の日比谷野外大音楽堂公演は大盛況のうちに幕を下ろした。
■ SET LIST ■

01.ゴー!ライバー

02.爆弾娘(ボンバーガール)

03.MUSIC BATTLER

04.胸を張ってもいいんだよ

05.溶けないCANDY

06.今を生きてる ~2017年 梅雨~

07.夢言実行

08.僕だけのシンデレラ

09.パラリヤハッピー

10.JUMP(VAN HALENのカバー) ~ Bark at the Moon(Ozzy Osbourneのカバー)

11.週末ファンタジー

12.Ben-Jan-Dan

~ Drum Solo~

13.JUICY BEATS

14.KAKUHEN

15.Take My Chance ※DOLL$BOXX

16.Shout Down ※DOLL$BOXX 新曲

17.赤裸ライアー

18.シャキシャキして!!

19.ハンティングサマー

20.Lock On!!

21.ダンガンビート

<ENCORE1>

22.ジェネレーションギャップ

23.ゴー!ライバー

<ENCORE2>

24.WINNER
シングル「ジェネーレションギャップ」 
2017年9月6日発売

【初回限定盤Type-A】(CD+Photobook(大ボリューム撮り下ろし写真集))

VIZL-1231/¥2,778+税

【初回限定盤Type-B】(CD+DVD(初の日比谷野外大音楽堂ワンマンライブ舞台裏を収録))

VIZL-1232/¥2,037+税

【通常盤】(CD)

VICL-37304/¥1,204+税


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