back number 全国ツアー沖縄にて閉幕

2017年6月12日 / 10:15

 2016年にリリースしたベストアルバム『アンコール』が70万枚を超えるロングヒットを記録中のback numberが、そのベストアルバムを引っさげ幕張メッセ幕張イベントホール2DAYS(2017年2月25日、26日)からスタートさせた全国ツアー【All Our Yesterdays Tour 2017 supported by uP!!!】。6月10日、11日の沖縄コンベンションセンター展示棟(各日3,500人動員)にてファイナルを迎えました。

 今ツアーは自身最大規模で全国のアリーナ15会場を2日ずつ、合計30公演で30万人を動員、チケットは全公演即日ソールドアウトとなった。(最終公演直前の6月3日、4日に行われたさいたまスーパーアリーナは各日2万人、1会場での自身最大の動員。)また、back numberにとって初となるアナログレコードを9月27日にリリースすることが決定。ベストアルバム『アンコール』を180g重量盤4枚組みLP豪華BOX仕様でリリースする。

 2017年2月から約4か月、15会場30公演30万人を動員した自身最大規模となるアリーナツアー【All Our Yesterdays Tour 2017】のファイナルを飾る公演が沖縄コンベンションセンター展示棟で2日間にわたって行われた。BGMの音が途切れ、客席が暗転するとステージ全体を覆うほどの巨大なLEDディスプレイにイメージ映像が映し出され、デビュー曲でありベストアルバムの1曲目の「はなびら」でライブがスタートした。

 back numberとサポートメンバーの村田昭(key)、藤田顕(g)、矢澤壮太(g,cho)を加えた6人はそのディスプレイに映る映像の後ろ側に半透明で浮かんでいるように見えるドラマチックな演出。LEDディレスプレイが上がってメンバーの姿が現れると、会場は大歓声につつまれそれを合図に「高嶺の花子さん」「そのドレスちょっと待った」とアップ曲を連投し、一気に会場の温度が上昇する。

 清水が「ファイナルですけど、確かにこのセットリストで曲をやることはもう一生ないんですけど、大事にしてもらっている曲だと思うので。何よりも俺たちが大事にしなきゃいけないので大事に1曲1曲やっていくんで、何か曲の中から持って帰ってもらえたら助かります。」と挨拶し「花束」へ。「クリスマスソング」「fish」で一気に真骨頂のバラードに引き込んだかと思うと、「アップルパイ」や、早くも気温30度で夏気分の沖縄にぴったりの「SISTER」で会場全員が体を揺らす。一転、スクリーンに女性の心の声のような短い文章が次々と浮かび、客席の全員をその言葉に引き込むと、心に秘めたかなわぬ恋をうたった「幸せ」で一気にディープな世界にひきずりこんでいった。デビュー時からお互いの作品をリスペクトしあう歌人・小説家の加藤千恵さんによる文章だ。本編最後のMCでも「自分たちがいいと思う曲と歌詞を作り続けるしかできないと思うんで、でもやっぱりそれをやり続けたいと思う」「もっともっとそういう意味で期待にこたえられるバンドにならなきゃと思います。」と伝えた。

 ベストアルバムのツアーらしくヒット曲の数々を多数盛り込みながらも、オリジナルアルバム収録の名曲を新旧とりまぜた選曲。本編ラストをデビューアルバムに収録の、ライブには欠かせないナンバーに成長した「スーパースターになったら」で締めくくった。アンコールで再び登場すると、最後は彼らが2009年にインディーズで初めてリリースしたミニアルバム「逃した魚」収録で、ライブの人気曲「海岸通り」で会場全体を揺らして幕を閉じた。

※ライブ写真:6月4日 さいたまスーパーアリーナ公演
撮影:佐藤祐介

◎セットリスト
【“All Our Yesterdays Tour 2017” FINAL @ 沖縄コンベンションセンター展示棟】
1.はなびら
2.高嶺の花子さん
3.003
4.そのドレスちょっと待った
5.花束
6.クリスマスソング
7.fish
8.黒い猫の歌
9.アップルパイ
10.MOTTO
11.SISTER
12.幸せ
13.助演女優症
14.恋
15.ハッピーエンド
16.君の恋人になったら
17.光の街
18.stay with me
19.繋いだ手から
20.青い春
21.スーパースターになったら
EN1.世田谷ラブストーリー
EN2.日曜日
EN3.海岸通り

◎リリース情報
ベストアルバム『アンコール』アナログLP盤 ※完全生産限定盤
2017/9/27 RELEASE
<UMJK-9066/9> 10,000円(tax out.)
※Metropolis Mastering LondonのTIM YOUNG氏がHALF SPEED CUTTINGという手法でカッティングを行い重量盤にてプレスいたします。
※重量盤とは?・・使用している塩化ビニル材料が通常は約120gなのに比べ重量盤は約180g。そのため通常盤よりも回転が安定し再生クオリティが向上します。
http://backnumber.info/


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