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FLOWが9月からスタートさせた『テイルズ オブ』シリーズのダブル主題歌を引っ提げた、全国ツアー『FLOW LIMITED CIRCUIT 2016』の後半戦「炎ノ陣」が盛岡公演にて幕を閉じた。
シングル「風ノ唄/BURN」を引っ提げた今回の全国ツアーは内容の全く異なるターム「風ノ陣」と「炎ノ陣」に分けられ、後半戦となる「炎ノ陣」タームでは、人気ゲームシリーズPS3/PS4『テイルズ オブ ベルセリア』テーマソングである「BURN」を軸に、FLOWの数ある楽曲の中から“炎”にまつわる曲を集めた構成で全8公演を回った。
開演時刻と同時にSEが流れ、1曲目に期待が寄せられる中始まったのは本ツアーの顔でもある楽曲「BURN」。照明で真っ赤に染められたステージからギターが搔き鳴らされ、ボルテージMAXでライブはスタートした。
ツアー前半戦でもレコーディング前の新曲を2曲披露したFLOWだが、このツアー後半戦「炎ノ陣」ではさらに別の新曲が用意されていた。「まだレコーディングも何もしていない、これから育てていきたい2曲を持ってきました!」というKEIGO(Vo)のMCから始まったのは出来立ての新曲「アイオライト」と「EGO」。「アイオライト」はKOHSHI(Vo)作詞のミディアムナンバーで、まさにFLOWならではの応援ソング。一方の「EGO」はKEIGO作詞のハードロックナンバー。どちらもリリースは現段階では未定ということだが、近い将来聴ける日を楽しみにしておこう。
「“炎”といっても燃え盛る炎だけじゃないですよ」というKOHSHIの一言から始まった中盤では、ドラマ『探偵学園Q』の主題歌としてもヒットした「Answer」を中心に、静かに揺らめくキャンドルのような深い“炎”の世界へ誘った。そしてライブ終盤、「全国で燃え盛ってきたこのデッカイ“炎”を、更に大きくしようぜ!!!」というKEIGOの号令と共にはじまったのはTVアニメ『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』主題歌「風ノ唄」。掛け声と共に会場いっぱいに拳が高々と掲げられ、このツアーの中で育ってきた力強さをみせ、その後は「JOY TO THE WORLD」「Sign」「GO!!!」など、最新アルバムから往年のライブナンバーまでを怒涛のように披露し、会場が大きな炎に包まれたように熱く燃え上がった。
「FLOWはこれまで何度も何度も皆に背中を押してもらって、へこんでる時は引き上げてもらってやってこれたバンドです。だからこそ、もし皆がうまく笑えてないなって時があるなら、絶対に俺らが皆の手をがっちり掴んで、引き上げるから。皆とはずっとそんな関係で居続けたいと思います」とファンへの感謝と未来への力強い想いをぶつけ、ライブの最後を飾ったのは「Hands」。キャンドルの炎のような優しく温かい明かりが会場を包み、“明日の自分を信じて 夢描いて行こう”という歌詞の通り、力強いシンガロングでライブは幕を閉じた。
ダブルAサイドシングル「風ノ唄/BURN」の世界が存分に楽しめる2つの異なる内容で回りきった本ツアー。12月31日(土)にはファイナル公演として、4年ぶりのカウントダウンライブ「FLOW COUNT DOWN LIVE 2016-2017 刻ノ陣」がディファ有明で開催される。円形ステージでのライブになることを告知しており演出にも期待がかかる。一部エリアのチケットはすでに売り切れており、立ち見エリアと指定席Bのみを現在販売中。なお、早くも2017年にニューシングルの発売が決定しており、詳細は近日発表予定との事なので、こちらも是非楽しみに待っていよう。
【セットリスト】
01 BURN
02 CALLING
03 HERO ~希望の歌~
04 BCG
05 Chant
06 赤いサイレン
07 Steppin’ out
08 アイオライト[新曲]
09 EGO[新曲]
10 DAYS
11 ブラスター
12 Answer
13 UNION
14 アンタレス
15 風ノ唄
16 JOY TO THE WORLD
17 愛愛愛に撃たれてバイバイバイ
18 BAND Inst
19 Sign
20 BLACK&WHITE
21 GO!!!
22 Hands
-Encore-
EN1 COLORS
EN2 Metamorphose
『FLOW COUNT DOWN LIVE 2016-2017「刻ノ陣」~ディファ年明けシーズン3~』
12月31日(土) ディファ有明
※チケット発売中
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