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ZARDの楽曲が神奈川県秦野市にある小田急電鉄・渋沢駅の駅メロとして採用する企画が明らかになった。
今回、明らかになった小田急電鉄・渋沢駅の駅メロとして採用する企画は、来年の秦野市制施行60周年の記念事業の一環として、地元自治会、商店会等からの要望を受けた秦野市が小田急電鉄とレコード会社ビーイングと事前協議を重ねてきたもので、早ければ9月5日、市議会での補正予算案可決をもって本格的な協議に入る。
秦野市と小田急電鉄との協議が整えば、9月20日より10月20日までの1ヶ月間、レコード会社ビーイングの協力のもと楽曲投票サイトを秦野市のホームページ内に設置し、投票結果を参考に楽曲が選定される。その後、音源制作と準備期間を経て、2014年12月末から渋沢駅で実際に聞くことが出来る予定。楽曲は上り線用と下り線用に2曲を選定するという。
秦野市は、坂井泉水の出身地であり、デビュー後もしばらくの間はレコーディングのためにここからスタジオのある六本木まで通ったところで、渋沢駅は高校時代、通学に使用した最寄りの駅になるという。
また、同じ市制施行60周年の記念事業の一環として、来年に制作される秦野市紹介用ビデオのBGMとしてもZARDの楽曲が採用されることが市議会の可決をもって決まる。
秦野市の担当者は、「坂井泉水さんは秦野市に住んでいたこともあり、秦野市と縁がある方。ZARDの楽曲が駅メロへ採用され、秦野市を知るきっかけになれば、地域の活性化が図られると思います。また、国民的な応援ソング「負けないで」に代表されるように、リアルタイムで聴いていた方はもちろん、新しい世代にも聴き継がれているZARDの楽曲が、秦野市制施行60周年のキャッチフレーズ“夢・希望!未来へつなごう”、そしてテーマである“豊かな自然と先人の想いを受け継ぎ、秦野の未来を創造する。”をより意味深いものにしてくれると感じています。」と語る。
さらには、こうした秦野市との連携から、秦野市最大の祭りイベント・第67回秦野たばこ祭のフィナーレを飾る恒例の打上花火の演出にZARDの「負けないで」に合わせたメロディ花火を打ち上げることも決まった。9月28日(日)に行われる。
2007年、不慮の事故で亡くなった故坂井泉水がボーカルを務めるZARD。 今年5月27日の命日には、東京・大阪でフィルム・コンサートが開催され4,500人を集めるなど今なお多くのファンから愛され続けている。再来年には、デビュー25周年を控え、さらにいくつもの企画が検討されてもいるという。ZARDの曲が駅メロで聴けるかもしれないこの企画。今後の動向に注目しよう。
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