【CDJ 14/15】18万人来場!KICK THE CAN CREWも登場、年末の祭典で最高の2015が幕開け

2015年1月1日 / 23:00

 国内最大級の年越しイベント【COUNTDOWN JAPAN 14/15】が千葉・幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホールにて12月28日(日)よりスタート。12月31日の大晦日カウントダウンまで全184組のアーティストが出演し、年末の祭典を盛り上げる。

 12月31日(水)、【COUNTDOWN JAPAN 14/15】4日目、遂に最終日を迎えたEARTH STAGEのトップバッターは驚異のお祭り軍団、グループ魂。彼らは2014年に話題となった時事ネタをいじり倒しながら「嫁とロック better」、鉄板チューン「君にジュースを買ってあげる♥better」や下ネタ満載のMCで爆発的な盛り上がりと大爆笑を生み出し、いきなり幕張をでっかく揺らしてみせる。続いて同ステージに登場したスキマスイッチは「全力少年」で、オーディエンスとのシンガロングを作り出し、EARTH STAGEを歌声でいっぱいに満たしてくれた。

 GALAXY STAGEでは、トップバッターのSPECIAL OTHERSをはじめ、ART-SCHOOL、DOESらの熟練されたバンド・グルーヴが立て続けに轟けば、COSMO STAGEにはサポート・メンバーとともに登場したドラムボーカリストであるシシド・カフカや、ハットリクミコ(Dr/Vo)擁するシナリオアートら、女性ドラマーたちのドラム&ボーカルが力強く、そして繊細に会場に響き渡る。さらに、2日目に続きASTRO ARENAで行われた“ギタ女”たちのスペシャル・ステージでは、新山詩織、Sakuらが出演。澄み渡るような透明感のある歌声がオーディエンスを包み込んでいった。

 圧巻のパフォーマンスが披露されていく幕張メッセのアクトの中で、一際異彩を放ったのは清 竜人25。プロデューサー兼メンバーを務める清 竜人と、彼の6人の妻たちで構成される異色アイドルユニットだ。パフォーマンンスの中では、フォーメーションダンスはもちろんのこと、清は夫人たちとイチャついたり、時にはお姫様抱っこなど、ドラマチックでキャッチーな恋愛ソングを次々と披露し初見であったオーディエンスたちの度肝を抜く。さらに、バラエティー番組を飛び出し、【COUNTDOWN JAPAN】に乗り込んできたマキタスポーツ扮するDar’k~ness(Vo)が率いるヴィジュアル系ロックバンド、Fly or Die(マキタスポーツ)は、高クオリティーの演奏と笑い溢れるMCを織り交ぜながら強烈なアクトを展開した。

 刻一刻と迫っていくカウントダウン目前のEARTH STAGEには、ストレイテナー、Dragon Ashらフェスには欠かせないバンドたちが最後の追い込みをかけるように熱狂を煽っていく。GALAXY STAGEでは2014年のアイドルシーンを席巻してきた1組であろう、でんぱ組.incがオンステージ。目映いほどのペンライトが視界を覆う中、スタートの「でんぱーりーナイト」からラストの「サクラあっぱれーしょん」まで、すし詰め状態のオーディエンスたちを、これでもかというほど大熱狂させてくれた。

 そして、2014年、幕張メッセの最後のステージを飾るアーティストたちが続々と登場。BIGMAMA、SAKANAMON、The Flickersらロックバンドたちから、DJやついいちろう(エレキコミック)など、各ステージでカウントダウン・アクトが繰り広げられていく。その中、EARTH STAGEには今年ソロ10周年を迎えたKREVAが登場する。

 生バンドを引き連れて登場したKREVAのステージは「パーティーはIZUKO?」でスタート。さらに「トランキライザー」、「アグレッシ部」など、新旧の代表曲を次々と披露し会場のボルテージを一気に高めていった。年越し間近となり、2014年に別れを告げたいと話したKREVAは「本当にお世話になったから、サヨナラ1回じゃ足りないかも! 2回言いたいかも!」と言葉にした瞬間、会場から歓喜の大歓声が涌き上がり、「というわけで……KICK THE CAN CREW!」のコールとともにLITTLE&MCUが登場。名曲「sayonara sayonara」を披露するスペシャルなサプライズはKREVAからの少し早い“お年玉”であった。そして2人を送り出し、いよいよカウントダウンが始まる。10秒前になるとカウントに合わせて舞台に火の玉が上がり、0になった瞬間、花火とキャノン砲が新年の幕開けを盛大に告げた。銀色の大量のテープが宙に舞い上がる中、新年1発目の「Na Na Na」では、新しい年の幕開けを祝うように壮大なシンガロングが会場中に降り注いだ。その後も「OH YEAH」からラストの「音色」まで、興奮冷めやらぬ、至極のアクトで2015年の幕開けを飾ってくれた。


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