locofranc、SHANK、04 Limited Sazabys等が出演!タワレコ日本上陸35周年記念ライブ最終日!

2014年11月23日 / 19:00

11月22日に恵比寿・LIQUIDROOMでタワレコ日本上陸35周年記念ライブ「EBISU 6DAYS DAY.6~Bowline EXTRA~」が開催され、 locofrank、SHANK、04 Limited Sazabysが出演した。

79年のタワーレコード日本上陸以降、タワーを支えてきたファンへの35年間の感謝と共に、音楽やアーティストの持つ魅力を〈ライヴ〉という形で改めて伝 えるアニヴァーサリー・ライヴ企画〈TOWER RECORDS 35th Anniversary Live! EBISU 6DAYS〉。タワーが展開するキャンペーン/イヴェント/フリーマガジンを各イヴェントのタイトルに冠し、11月17日から22日までの6日間連続で恵比寿・LIQUIDROOMにて開催された同企画も本日11月22日にいよいよ最終日。ラストに相応しく大入り満員となったこの日は、これまでにMAN WITH A MISSIONにSiM、10-FEETがキュレーターとなって開催されたタワーレコード主催イヴェント〈Bowline〉のスピンアウト企画となる〈Bowline EXTRA〉として、全国のライヴハウスを沸かせている3組のパンク・バンドが登場した。

オープニング、ならびに各バンドのセット・チェンジ間はLIONHEADがバンドの登場を待ちわびるオーディエンスの気持ちを盛り上げるプレイを展開。ロビー・ウィリアムズやブルーノ・マーズ、アリアナ・グラ ンデからアヴィーチー、ケミスツなどなどポップ・チューンからEDM~ロッキン・ドラムンベースとどんどんアッパーへシフトしていく流れもイイ感じで、終盤のSiMやHEY SMITH曲あたりではピークに。準備運動としてしっかり会場を暖めてくれた。

そしてついにこの日のトップバッターが登場。今年はPIZZA OF DEATH主催の「SATANIC CARNIVAL」など大きな舞台も経験し、まさに飛躍の年となった名古屋の4人組・04 Limited Sazabysは、オープナーの「monolith」からいきなりダイヴ&モッシュが巻き起こるというものすごい展開から、「行くぞー!」「そんなもんかよ!」といった随所でギターのRYU-TAが発するシャウトも手伝って、フロアはますます熱を帯びていく。さらに「LIQUIDROOM童貞を喪失しました」という話から始まったGENのMCでは、リハ中のベース・トラブルやお腹をくだした話などで笑いを誘う一方、バンドを始めるきっかけは今回共演する大先輩のlocofrankだという素敵な話も。MC以外では余韻なく楽曲が繰り出される展開にグイグイ惹き込まれるなか、あっという間に訪れたラスト「Buster call」ではオープニングの静かなギター弾き語りでステージ前に肩車軍団がひょこひょこと現れ、一気にモッシュ・パートへ突入!という印象的なシーンも。このバンド最大の魅力である劇的にキャッチーなメロディーを届けるGENのハイトーン・ヴォーカルと、溌剌としてパワフルなパンク・サウ ンドは、初見のオーディエンスの心も捕えたはず。

続いては、マッド・キャディーズ「Backyard」をバックに登場した長崎発のスリー・ピース・バンド、SHANK。こちらも冒頭に人気曲「Cigar Store」を持ってきて初っ端からフロアが沸騰!おしゃれなカッティング・ギターで気持ち良く乗せつつメロコア・パートに展開する 「Good Night Darling」、ジャジーなベースラインが入る「Brandnew Song」と各楽器が随所に小粋なフレーズを混ぜ込む楽曲もあり、拳を振り上げるだけでなくちょっと横に揺れたくなるような瞬間も。また、スカのリズムが印象的に使われる「620」や「Two sweet coffees a day」をはじめ、多彩なリズム・パターンを繰り出す楽曲を揃えていたりと、バンドの豊かな音楽性を感じられるパフォーマンスにグイグイ引き込まれた。MCでは、恵比寿マスカッツの推しメンについての話で女子を置いてけぼりにしていたが、演奏では会場をひとつにする百戦錬磨のステージを見せてくれた。

LIONHEADがTRFやB’z、嵐などのナンバーで大いに盛り上げ、「Bowline EXTRA」のラスト、そして6日間に渡った「EBISU 6DAYS」を締め括るlocofrankへバトンを渡す。先日行われた「Bowline 2014 curated by 10-FEET」にも出演していた彼ら。エイス・オブ・ベイス「Adventures In Paradise」での登場から、シンディ・ローパーのカヴァー「TIME AFTER TIME」に雪崩れ込む冒頭の展開も意外(?)だったが、実にヴェテランらしい、良い意味で余裕を感じさせるステージでみんなのテンションを引き上げていった。ツイン・ヴォーカルが高らかに響き渡り、ワイワイと腕を振り上げるオーディエンスをにこやかに見つめるメンバーの表情もとてもイイ。各曲のイントロが始まるたびに大きな歓声があがり、アグレッシヴなナンバーを畳み掛けるなか、サニーな曲調でしっとりと胸に染み込むメロディーを持つ「Days With No Name」も披露。メンバーも暴れればフロアも暴れた終曲「survive」に続いて、「ここにいるすべての人に捧げます」という言葉と共にスタートしたアンコールの“START”はそれを凌駕する盛り上がりを見せ、実に快感!!locofrankらしい、誰もが笑顔になる幸福感たっぷりの空間が作り出された。最後はこの日に出演したアーティスト全員と観客とで記念写真撮影が行われ、さまざまなアクトで賑わせた「EBISU 6DAY」は幕を閉じた。

Photo by 鈴木公平

【セットリスト】
■04 Limited Sazabys

monolith

Remember

ghost

Now here, No where

swim

labyrinth

Any

hello

midnight cruising

Buster call

■SHANK

Cigar Store

Good Night Darling

Brandnew Song

Weather is Beautiful

Wake me up when night falls again

620

Departure

TOP WATER

time is…

CHOICE

Two sweet coffees a day

Knockin’ on the Door

Set the fire

■locofrank

TIME AFTER TIME

Tobocco Smoke

Mountain range

Ivory chair

reason

Grab Again

share

shine

across time

Days With No Name

<アンコール>

BE FULL

survive

START


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