福士蒼汰・山崎紘菜初の国際映画祭に大興奮『神様の言うとおり』ワールドプレミア上映

　三池崇史監督、福士蒼汰主演の映画『神様の言うとおり』が、イタリアの首都ローマにて開催された、第９回ローマ国際映画祭のコンペティション部門（ガラ部門）にてどこよりも早くワールドプレミア上映が行われた。

　本作は、平凡な日常を過ごしていたはずの高校生が、何の前触れもなく「命を賭けた謎のゲーム」へ巻き込まれ、衝撃的な展開と緊張感が観る者を圧倒する新感覚ムービー。原作はシリーズ累計２７０万部突破の大人気コミックであり、『悪の教典』『藁の楯』『土竜の唄』と立て続けに大ヒット作品を手がけてきた鬼才・三池崇史監督がメガホンを取った、予測不能の“禁断の実写化”となっいる。

　イベントに登場した、三池崇史監督と主演の福士蒼汰とヒロインの山崎紘菜だが、福士と山崎は国際映画祭への出席は初めてとなり、たくさんのフラッシュと世界各国から集まったマスコミからの掛け声に緊張しつつも気分の高揚を隠し切れない様子であった。公式記者会見では福士、山崎共にイタリア語でのあいさつ、英語でのスピーチを披露し、現地記者から「どこでイタリア語を学んだのか」と質問が飛ぶほど。さらに、3人が劇中登場するダルマを持って登場すると「ＭＩＩＫＥ」「ＦＵＫＵＳＨＩ」の大声援が起こった。

　1000人を超える観客と共に映画を鑑賞した3人だったが、上映終了後、ギャラリーから起きたスタンディングオベーションは約4分間にも及んだ。イタリアと日本の反応の違いに不安を持っていた三池監督は「ただただホッとしました。映画の都、イタリアの映画はいろんな意味で歴史がありますからそのローマで受け入れられたという事は自信にもなります。映画を作る人間を観客が育ててくれるそういう愛情を感じました。今日の会場の雰囲気は自分たちにとって賞と同じ意味があると思っています。」とご満悦の様子。初めて受けたスタンディングオベーションに福士は「人生でこんなこと体験したことがないので、どうしていいのか分からなかったのですが、こうしてみなさんに受け入れてもらえて本当に嬉しいです。」と話し、山崎は「本当に会場で観たあの景色は一生忘れられないし、嬉しくて涙がでそうになりました。」と、感無量である心境を語った。

　福士は「役者としてもっとやりたいという気持ちが沸き起こってくる舞台でした。」と話し「ローマ国際映画祭に参加できたこと、レッドカーペットを歩くことができたこと監督に感謝しています。ありがとうございます。」と感謝を述べた。山崎も「またこのローマ国際映画祭に役者として来ることができたらいいなと思いました。」コメントし、三池監督も「映画を作って映画に助けられていると実感しました。ありがたいですね。マルコ（映画祭ディレクター）からより過激に映画を撮っていけというメッセージをもらったと思っています。」と、意欲に燃えたようで、3人の今後にさらに期待が増すワールドプレミアとなった。

『神さまの言うとおり』
2014年11月15日　全国東宝系にて公開
監督：三池崇史（『悪の教典』『藁の楯』『土竜の唄』）
　脚本：八津弘幸（『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『イキガミ』）
製作：東宝
制作プロダクション：東宝映画、OLM
配給：東宝
【Ｒ－１５指定】

福士蒼汰
山崎紘菜　染谷将太　優希美青　／　大森南朋　リリー・フランキー
神木隆之介

≪映画公式サイト≫
　http://darumasanga.com/　
※情報は「ダルマ」をクリックすると見られます！！

≪原作情報≫
原作：金城宗幸　ART：藤村緋二　（講談社）
　・『神さまの言うとおり』（１～５巻）　
　・『神さまの言うとおり 弐』（既巻7巻）