【スペシャ列伝】105回目はサンボマスター、KANA-BOON、ヒトリエらが“詞球”を刻みこむ白熱のステージ

2014年10月15日 / 16:00

 スペースシャワーTVのライブイベント【スペースシャワー列伝100巻記念公演 ~第105巻 詞球の宴~】が10月14日(火)に開催。サンボマスター、KANA-BOON、ヒトリエ、BURNOUT SYNDROMES、THE BOYS&GIRLSの5組が東京・新宿LOFTで白熱のステージを繰り広げた。

 オープニングアクトには大阪出身のスリーピースバンド、BURNOUT SYNDROMESが登場。初の全国流通盤をリリース後、様々なイベントに出演し、ノリに乗っているこのタイミングとあって序盤から疾走感たっぷりのステージングを展開。「リフレインはもう鳴らない」、「東名高速道路清水JCTを時速二〇〇キロメートル超で駆け抜けるのさ」などストレートなリズム隊とジャキジャキのテレキャスターがフロアを揺らし、エモーショナルな歌声と巧みなコーラスワークでオーディエンスを魅了。熊谷和海(Gt/Vo)は「いくつも夢を諦めてきたけど、このステージに立つことができました。諦めることで別の夢に向かっていくことができます。」と語り「LOSTTIME」を披露。終盤には「【スペシャ列伝】呼んでもらえて嬉しい、次は本チャンに!」とメインアクトとして出演に意欲を見せ「ラブレター。」で熱いステージを締めくくった。

 続いては今年メジャーデビューを果たしたヒトリエがステージに登場。その独特な轟音サウンドで着実にファンを増加させており、大きな歓声で迎え入れられた。序盤から「Sister Judy」に「モンタージュガール」とブレイクとリフの応酬でフロアを揺らす。11月のアルバムリリースと初の全国ツアーの開催を軽く告知を入れ、「それでは引き続きヒトリエのライブをお楽しみ下さい!」と「カラノワレモノ」に突入し、フロアは縦ノリから飛び跳ね出す。「いくよー!」と煽ればオーディエンスもバッチリのタイミングで手拍子を挟み込んでくる。「もうひと踊りお付き合い下さいますか!?ベーシストにご注目!」と「踊るマネキン、唄う阿呆」ではベースのバキバキのスラップソロでオーディエンスはヒートアップ。ラストは更に加速するように「センスレス・ワンダー」で高速手拍子と共にエンディングを迎えた。

 この日は新宿ロフトの<Bar Stage>も使用した2ステージ制でイベントが進行。ヒトリエが終了すると同時に、北海道は札幌からやってきたTHE BOYS&GIRLSがパフォーマンスをスタート。ワタナベシンゴ(Vo)が「今日は残念ながらこちら側のステージだけど、昔からよく見てきた市松模様のステージに感動してます!誰よりもカッコいいステージにするぞ!」と語り、その思いをぶつけるように熱いステージングを披露。ステージから飛び出しオーディエンスをダンスに誘ったり、(ワタナベの同級生と思われる)本間クンとのスペシャエピソードを交えながら、彼らはあっという間に汗だくに。今回は、トリのサンボマスター前にもパフォーマンスを披露し、2本のライブを行った。強烈で全力な彼らの熱いサウンドは見た者にきっと爪痕を残したはずだ。

 そして、今年の夏も多数の大型フェスに出演し、怒濤の勢いで人気を拡大するKANA-BOONが登場し、イントロから大歓声の「フルドライブ」でステージがスタート。オーディエンスも拳を突き上げ、ステージの正面に詰め寄る。そのまま「ウォーリーヒーロー」でノンストップなフロアと同期。飯田祐馬(Ba)の目元をチラリとイジったところで「結晶星」「生きてゆく」と強力なナンバーを投下。「いま何時ですか?晩ご飯の時間ですよね?変わりに僕たちが晩ご飯を提供したいと思います。“チャーハンの歌”です!」と「ないものねだり」で大合唱を“れつれつれつれつでーーーん”に変えるサービスも。スペースシャワーの収録カメラに「4台もあって古賀(Gt)ばっかりかよ!」とツッコミを入れながら新曲「シルエット」へ。エッジの効いたリフとグルーヴを突きつけ、ラストは「盛者必衰の理、お断り」でフィナーレ。

 ラストは、サンボマスターがおなじみSEであるゴダイゴ「Monkey Magic」と共に登場。「さっきまで最前列はかわいこちゃん達ばっかりだったのに、童貞くせえやつらばっかじゃねえか!」と冗談を飛ばし「やれますか?宇宙一のライブやれますか?嘘でもむちゃくちゃロックンロールできる人ー!?」とフロアを煽って「ミラクルをキミとおこしたいんです」から「世界を変えさせておくれよ」の連発でオーディエンスは熱狂し、リフトにダイブが続出。「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」に「できっこないをやらなくちゃ」とキラーチューンをさく裂させ、「ロックンロールイズノットデッド」で本編を終える怒涛の展開。もちろんアンコールは鳴りやまず再び登場した彼らは「光のロック」で“詞球”を新宿ロフトに刻み込んだ。

 【スペースシャワー列伝】各公演の模様は全3回に分け放送。第1回目は10月28日(火)にスペースシャワーTVにて特別番組としてオンエア予定。

Photo by Kazumichi Kokei

◎番組放送情報
スペースシャワーTV『スペースシャワー列伝100 Vol.1』
<初回放送>
2014年10月28日(火)23:30~24:00
<リピート放送>
11月予定
info:http://www.spaceshowertv.com/retsuden/100/


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