小泉今日子＆中井貴一 横山剣作詞作曲の『続・最後から二番目の恋』劇中歌CD化

　現在放送中のフジテレビ系ドラマ『続・最後から二番目の恋』の劇中歌として話題沸騰。W主演の小泉今日子＆中井貴一によるデュエットソング「T字路」が、6月4日にCDリリースされることが決定した。

　小泉演じる吉野千明（48歳）、中井演じる長倉和平（52歳）。“足して100歳”になる2人の関係性を描いた「T字路」は、作詞作曲をクレイジーケンバンドの横山剣が手掛けており、ドラマ同様大人っぽくもユーモラスでキュートなナンバーに仕上がっている。そして、ジャケットのイラストは80年代に代表作『ハートカクテル』を始め、当時の若者たちを魅了したイラストレーター わたせせいぞうが担当。鎌倉の景色を背景に、千明と和平をモチーフに描き下ろした、ちょっぴりノスタルジックでポップなアートワークとなっている。

　アーティスト写真とミュージックビデオは、1920年代のキュートでクールでエレガントな衣装を身にまとったファッションとレトロな町並みをモチーフにした世界観で統一。MVでは、巨大スクリーンに様々なシーンがフレーズ毎に投影されていく中、2人が息の合ったハーモニーと華麗なダンスを披露している。第4話（5月8日放送）のエンディングでも一部が放送されたが、今後も様々なカタチでの放送が予定されているとのこと。

　シングル初回盤はアナログEPサイズの特別仕様で、ボーナストラックには「T字路」の“千明と和平のセリフ入りバージョン”を収録。さらにMVのフルバージョン入りDVDも同封される。

　リリースを記念した期間限定スペシャルプレゼントキャンペーンの実施も決定。こちらは初回盤、通常盤共通で6月10日までの期間内に商品に封入されている応募IDをPC、スマートフォンを使ってキャンペーンサイトへアクセスすると応募ができるというもので、6月16日に都内某所で開催される『続・最後から二番目の恋』ファンミーティングへの参加や、「T字路」の12インチアナログレコード（非売品）といった貴重なプレゼントが、抽選で各100名に贈られる。

◎YouTube動画「小泉今日子＆中井貴一 – T字路 【Music Video（short ver.）】」
http://youtu.be/xVCn-Etz8rs

◎小泉今日子 コメント
・「T字路」がCDとして発売されることについて
とても素敵な曲に仕上がったので、多くの方々に一緒に楽しんで頂けたらと思います。

・「T字路」の聴きどころ
一度聞いたらすぐにメロディーを口ずさめる楽しい曲です。街のカラオケ屋さんでいろんなカップルが歌ってくれるのを楽しみにしています。

・ミュージックビデオについて
それはもう中井貴一先輩のダンスが見所！　ダンディーでとても素敵です。昔のミュージカル映画のような演出もとても気に入っています。

◎中井貴一 コメント
・「T字路」がCDとして発売されることについて
CDを出すことはもうないかなぁと思っていたのですが、こういうカタチで音楽に携えることができて嬉しいです。それも小泉くんと一緒だったので心強かった。

・わたせせいぞう氏のジャケット写真について
もう僕ら世代にはドンピシャなので嬉しかったですね。わたせさんの作品、特に『ハートカクテル』が好きでその連載を読むために雑誌を買っていたぐらい好きでした。青春時代の恋愛への憧れであり、お洒落＝わたせさんのイラストというイメージだったのでその中の登場人物になれたのが嬉しかったし、わたせさんのイラストがジャケットになった事で、よりいっそう素敵で想像力をもって頂けるものになりましたね。ジャケットも含め長くみんなに愛される歌になってくれたらいいですね。

・「T字路」の聴きどころについて
最近はすごく音楽の難易度が高く、上手くないと歌えないような曲が増えている中でこの曲はみんなが口ずさみやすい曲なので下手でも、むしろ上手く歌えないほうがこの曲らしいですね。ドラマの舞台になっている鎌倉の風景を思い浮かべて是非歌ってみて下さい。

・ミュージックビデオについて
人生で初めてですからね、勇気がいりました（笑）52才になって初めてのことに挑戦できるということはすごく幸せ。撮影現場にはドラマスタッフもいてくれたので心強かったですね。いい雰囲気の中で撮影ができたので、あの時の自分にできるベストは尽くしました。ダンスに関しては振り付けの八反田さんの振り付けやご指導方法がとてもやり易く、踊りってこんなに楽しんだなぁと思えました。是非ご覧頂いて一緒に踊りましょう！

◎横山剣（クレイジーケンバンド）
古都鎌倉のしっとり感、海の夕ぐれ感、そして、なんと言っても、お二人のカッコ良くて、チャーミングで、ちょっぴりすっとこどっこいなムードを呼び込めたらと、そんな思いにかられて作った楽曲ですが、実際、フィットしてて良かったなとちょっと安心しました。日本の歌謡曲の黄金期にはデュエットの名曲が多かったので、この曲もそういったスタンダードに数えられる1曲になれたらイイネ！　イイネ！　イイネ！