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4月2日 最新ソロアルバム『TETSUYA KOMURO EDM TOKYO』をリリースする小室哲哉が、今作の全容を明らかに。リードトラック「EDM TOKYO 2014 feat. KOJI TAMAKI」で玉置浩二と初コラボレーションしていることが分かった。
互いに1958年生まれ、音楽活動は安全地帯が32年、TM NETWORKも30年と、以前からお互いの存在を知る2人だが、玉置浩二が2012年のフジテレビ系『FNS歌の夏まつり』で「じれったい」(安全地帯)を歌唱するにあたって、小室哲哉にスタッフを通してオファーし、番組内で初共演を果たしたことがきっかけとなり、交流を深めるようになった。小室哲哉も玉置浩二の声質に改めて感動し、今作『TETSUYA KOMURO EDM TOKYO』にて玉置とのコラボレーションを希望。フィーチャリングボーカルとして参加してもらう為に直筆の手紙を渡し、今回の初コラボレーションを果たした。
また、同曲のミュージックビデオ(http://bit.ly/1fGwfJ5)も2人が出演する形で制作され、19日よりフルサイズで公開された。
◎小室哲哉コメント
「21世紀のダンスミュージック、EDM(Electronic Dance Music)の入門編として、日本語とか英語とか言語は関係なく楽しんでもらえる楽曲。その想いをこの楽曲だったり、アルバム自体のタイトルにも込めた。それを的確に伝えてくれる存在で、声の力を持っているのが玉置さんだと思っている。イントロの歌声に、同じく1958年生まれのアーティスト“PRINCE”のような雰囲気を感じた。ROCKだけでない、R&BやFUNKだったり、過去の偉大なミュージシャンがルーツになっていると感じさせる声。シンプルに、綺麗な言葉(例えば「花」など)を伝えるのは難しい事なのに、玉置さんの場合は自然と耳で受け入れる事ができた。先日、玉置さんのソロアルバム『GOLD』を、玉置さん自身の解説付きで聞かせてもらった。コード進行がどうとかそんな事は関係なく、言葉に音が後から付いてくる感じがして、めちゃくちゃ良かった。洋楽のアーティストに近い作り方。ぜひ今度1曲、いや何曲かプロデュースしてみたい。」
◎玉置浩二コメント
「オケが出来上がっているところに自由にボーカルを入れて欲しいと言われ、初めての事でもあるので最初は戸惑ったが、そのやり方はすごく気に入った。自宅のスタジオでオケを聴き、最初に出てきたのがイントロの声。ドラムのキックの音に自然に反応した。大サビ(間奏)の音から、人間の「間違い」とか「争い」を感じた。そしてTKのデモトラックに入っていた「LOVE & PEACE」という言葉。そんな事を考えながらオリンピックのフィギュアスケートを観ていた時、花が咲く様に、鳥が羽ばたく様に…人間にできるのは笑って涙を流す事だ、という想いが芽生え、それが歌詞になった。TKは「サウンドは任せた、だから歌は任せてよ」と思えるような強い信頼感が持てる存在。お互いに好き勝手を言っても、きっちり形にしてくれる。「やっと会えたよ!」と思った。」
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