小原礼×屋敷豪太の新ユニット・The Renassanceがファーストアルバムをリリース!

2014年3月11日 / 14:00

多くのアーティスト達からリスペクトを受ける二人のベテラン・ミュージシャン、小原礼と屋敷豪太が結成したユニット・The Renaissanceが、全8曲入りのファースト・アルバム『Renaissance 1er』を3月12日にリリースする。

小原は1972年にサディスティック・ミカ・バンドにベーシストとして参加。日本のバンドとして初めてイギリス・デビュー。その後、渡米して、グラミー賞歌手ボニー・レイット、イアン・マクレガン等とツアーを共にし、帰国後は坂本龍一のツアーへの参加、福山雅治等のプロデュースを行なう一方、近年では奥田民生のバンドのレギュラー・メンバーとして活動するなど、日本のポップ・ミュージックを創世記から支え続けるベーシストのパイオニア的存在だ。

一方の屋敷は、80年代に”ミュート・ビート““メロン”で活躍した後、イギリスに渡り、ソウル・II・ソウルのプログラミングを担当。全英チャート・イン。グランド・ビートの創始者とも言われ、シンプリー・レッドに加入後、91年にはアルバム『Stars』を全世界で大ヒットさせている。帰国してからは藤井フミヤ、槇原敬之、スガシカオなどのレコーディングやライブで大活躍するドラマーであり、プロデューサーとしても高い評価を受けている。

日本発、欧米経由、そして日本。似た境遇、価値観の二人が、故・加藤和彦の最後のバンド・VITAMIN-Q featuring ANZAで出会い、そこで意気投合、結成したのがThe Renaissanceだ。

実力派ミュージシャン二人が結成したユニットとあって、演奏重視のゴリッとした作品になっているのかと思いきや、ファースト・アルバム『Renaissance 1er』は、その真逆に位置する作品。美メロにキュートでユーモアたっぷりな歌詞が乗った、しかも全曲二人がヴォーカルを取った、ハイクオリティなJ-POPが展開されているのだから驚きだ。シンプルに必要な事を必要な分だけ入れ、決して力まず、2010年代のJ-POPと世界的なグルーブが融合した、笑いながら共感出来る様なロックンロール。これこそがThe Renaissanceが奏でる、有りそうで無かったフレッシュで魅力的な音楽なのだ。

そして、二人から聞いたレコーディングの心得、「レコーディングでどんなに忙しくても、しっかりランチを楽しみましょう」「シャンパンも添えると、もっと楽しいよ」。これを体現出来てこそのThe Renaissanceの音楽であり、超リラクシング・ロックンロールの真髄はここにあるだろう。未来のJ-POP&J-ROCKは、大笑いして楽しむ大人のもの。そんな二人に共感する著名人から数多くの応援コメントも寄せられているので、下記にて紹介したいと思う。

【The Renaissanceに寄せた各著名人からのコメント】
【大沢伸一】

「音楽に生きて、音楽で遊ぶ」かたひじ張らずに実現、実践されている先輩方の姿勢に最敬礼の気持ちです。ありがとうございます。

【大貫妙子】

カッコイイ!!

というのは 中身がともなっていることなんだ。

つねにファースト・コールのベーシストであり

仕事における誠実さと

仕事をはなれたあとのご機嫌なワインの時間も

創る側が楽しくなくては聴く側と共鳴しない

という音楽の神髄をいつもおしえてくれる。

Renaissance 1er おめでとう!

【奥田民生】

ルネッサンス、デビューおめでとうございます。

ギターで参加させてもらいましたが、ドラムでもベースでも、バイオリン以外ならなんでもやりまっせ!

【斉藤和義】

まずなにより、8曲フルアルバムっていうのがレコード時代みたいで好きです。A面B面4曲ずつって感じすかね。当たり前だけど、演奏うま! 曲いい! 音いい! ギターも鍵盤もうま! ほんで、歌もこんなに唄えたのね! 二人が楽しそうにレコーディングしてる姿が目に浮かぶ! セカンド待ってます!

【高橋幸宏】

小原&豪太くんの二人の初コラボですか。全くそういう感じがしませんね。今さら二人に語る必要はないでしょう。

「今、やりたい気分をそのままやっただけなんだけれど、ナニカ?」とか言いそうな立ち位置が、らしいって言えばらしいなぁ。これは、ライブが楽しそう…。

【竹中直人】

何だか すごい!聴けば聴くほど染み入ってくる! 軽くて気持ち良くてずしっときて爽快でロマンチックで優しくて男ぽくってチャーミング!! OharaさんとGotaさんに優しく包まれちまう! LIVEに行ったらめちゃくちゃかっこいいだろうなぁ〜! くやしぃ〜!

【ハマ・オカモト (OKAMOTO’S)】

お二人がこういった形で活動してくださることで、

僕ら世代のミュージシャン達は「ぐえぇ!すげぇ!!」と思わされると同時に「なにくそ!!負けてられねーぞ!!」とも思うわけです。そうやって、どんどんいい音、いい音楽を継承していけたら、そんなに最高な事はありません。

日本が誇る素晴らしいリズム隊に、心からの敬意を込めて。

P.S.一曲目、タイトルから笑っちゃいました。

【藤井フミヤ】

なんともハモり具合のいい礼さんと屋敷さん。

ふたりでどんな音楽作ったのかなと思ったら、

楽ぅ~な、アダルトぉ~な、リラックスぅ~な、ロックぅ~な、

そんなアルバムを作っちゃったわけですね。

じつにおふたりのミュージシャン人生を感じますなぁ。

【YO-KING (真心ブラザーズ)】

軽やかだけど 深い。

渋いけど やんちゃ。

かっこイイっす。

礼さん、オレも「バーディー」とりたいっす。

※五十音順、敬称略

アルバム『Renaissance 1er』
2014年3月12日発売

TKCA-74052/¥2,857+税

<収録曲>

1. 「愛のために」とか言っちゃって

2. YOU ARE MINE

3. Midnight Special

4. バーディー

5. Un Oiseau Bleu

6. アルカディア

7. 旅烏

8. Not My Type

■ライナーノーツ・全曲解説

http://www.tkma.co.jp/jpop_news_detail/renaissance.html?nid=4336

■全曲試聴

http://www.tkma.co.jp/jpop_news_detail/renaissance.html?nid=4394


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