リアーナ、ボストン公演で大ブーイングの理由とは？

　大規模な【ダイヤモンズ・ワールド・ツアー】を敢行中のリアーナが5月6日、ボストンのTDガーデン公演で観客を90分も待たせ、ブーイングを受けたそうだ。

　ボストンの情報サイト“Boston.com”によると、予定されていた午後9時をとうに過ぎ、10時半にコンサートを始めたリアーナに対し、客席からやじが飛んだという。会場は7時半に開場されたものの、前座を務めることになっていたエイサップ・ロッキーも体調不良のためパフォーマンスをやらなかったそうだ。

　ソールドアウトさせた1万4500人近いボストンの観客にとって、リアーナの遅刻は踏んだり蹴ったりだった。なぜなら今回のショーは、3月に行なわれるはずだったものの病気でキャンセルされたボストン公演の“埋め合わせ”だったからだ。

　なお、同じような話が7日のブルックリン公演でもあったが、結果は違った。いくつかの報道によると、彼女は再び午後10時過ぎにステージに登場したそうだが、この時は温かく迎えられたという。ちなみに同公演ではエイサップ・ロッキーもパフォーマンスを行なった。

　今回の大規模ツアーでいくつかのUS公演を休んでいるリアーナ。ツアーが始まってわずか2都市目だったボストン公演と、それに続くボルチモア公演を、ともに咽頭炎など健康上の問題でキャンセルした。さらにテキサスでも2公演を休み、プロモーターのライブ・ネイションは11月の再スケジュールを余儀なくされている。