PE’Z 約10年振りのアメ村ストリートライブで一時警備も

　現在、東京を皮切りに全国17か所を廻るツアー真っ最中の侍JAZZバンド PE’Zが、4月15日の夕方に大阪・アメリカ村の三角公園で、約10年振りとなるストリートライブを行なった。

　前夜の岐阜公演にて、航（dr）が「明日、大阪で久々にストリートLIVEをやる事になりました」と告知。その後、Twitterでヒイズミマサユ機（key）が「大阪アメ村でやるよ」、Ohyama“B.M.W”Wataru（tp）が「約10年ぶりだから楽しみだ」と発信し、SNSで話題となった。その噂を受け、正午過ぎにはアメリカ村にオーディエンスが集まりはじめ、一時警備が入るほど反響が。17時ちょうどに5人が現れると、現在のツアーで披露しているご当地ソングのカバーや、ニューアルバムの曲を織り交ぜ、約30分間にわたる宴を繰り広げた。

　このストリートライブは、実はファンからの要望に応えたもので、昨年頃“PE’Zに叶えてほしいこと”として寄せられたリクエストがきっかけとなり、開催に至った。以前から、ファンに対しての気遣いを大切にしてきたが、今回は希望を叶えると共に、バンドの出発点であるストリートライブという原点回帰を行った形だ。

　フリーダウンロードのアルバムを3作連続で発表し、ツアーでは普段と違う異色の会場を選ぶなど、常に新境地を開拓し続けるPE’Z。4月27日には大阪 ザ・シンフォニーホールでの公演が控えているので、こちらも楽しみに待とう。