TOKU×Zeebra 異色共演ライブでエアロスミスやマイケルの曲を

　日本唯一のジャズ・ボーカリスト＆フリューゲルホーンプレーヤー TOKUと、日本のヒップホップシーンのアイコン Zeebraが、4月3日にブルーノート東京で共演ライブ【TOKU with Zeebra】を開催した。

　ジャズとヒップホップのファン両方が会場に詰めかける中、ライブはギター1本の伴奏によるブルース調の楽曲からスタート。ラップを織り交ぜたジャズ定番曲「FLY ME TO THE MOON」や、TOKU率いるバンドの伴奏にZeebraがラップを合わせる斬新なアプローチで観客を魅了していき、TOKUがラップ、Zeebraがボーカルを担当する場面も。

　また、ZeebraがDJセットから次々と繰り出すサンプルに、TOKUとバンドが即興で合わせていくコーナーでは、エアロスミス/RUN-DMC「Walk This Way」、スクリレックス「First Of The Year（Equinox）」、マイケル・ジャクソン「Don’t Stop ‘Til You Get Enough」などの楽曲を、打ち合わせなくジャズ的解釈で見事に再現。

　TOKUのニューアルバム『Dream A Dream』（6月26日発売予定）から、iTunes トップジャズソングチャートで1位に輝いた「Music is the Key～未来への鍵 featuring Zeebra」も披露し、大盛況のうちにライブを終えた。

　なお、アルバム『Dream A Dream』には、NHK『みんなのうた』（6～7月）の新曲「君へのファンファーレ」や、大きな“愛”（地球への愛、子供への愛、共生への愛など）を歌った楽曲も収録されている。

　Photo / Tsuneo Koga

◎【TOKU with Zeebra】
4月3日（水）ブルーノート東京　セットリスト：
01.BLUES
02.FLY ME TO THE MOON
03.A♭
04.PARTEE CHECKAA
05.ESCAPE
06.ZEEBRA DJ TIME
07.DOO BOP SONG
08.ORIGINAL RHYME ANIMAL
09.Music is the Key～未来への鍵 featuring Zeebra
10.KISS OF LIFE

※メンバー
・TOKU（フリューゲルホーン、ボーカル）
・Zeebra（MC）
・宮川純（ピアノ、キーボード）
・吉田サトシ（ギター）
・楠井五月（ベース）
・石若 駿（ドラムス）