ルー・リード、“やむを得ない理由”で複数公演をキャンセル

　元ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのフロントマンであるルー・リードが、野外ロックフェス【コーチェラ・フェスティバル】での2公演を含めるカリフォルニアでの公演をすべてキャンセルした。

　ルー・リードのサイトによると、コーチェラ・フェスのほかに4月の2週末に予定していたイベント、ロサンゼルスのオルフェウム・シアター、サンフランシスコのウォーフィールド、モントレーのゴールデン・ステート・シアターでの3公演を取りやめたそうだ。

　オルフェウムのイベント・ウェブサイトには「このショーはやむを得ない理由でキャンセルされた」と記されており、ショー・プロモーターのゴールデンボイスより、チケットは購入先で払い戻されるとのことだ。現在、彼が予定している他の公演はない。

　3月4日にニューヨークで行なわれた自身1972年のソロアルバム『トランスフォーマー』を祝うイベントに姿を見せたというリード。最近では写真集『ライムス・ライムス（Rimes Rhymes）』を出版している。