ウェス・アンダーソン監督が贈るハッピー・ムービー『ムーンライズ・キングダム』いよいよ公開に

2013年1月25日 / 15:00

 来たる2月3日に開催される第85回アカデミー賞にて脚本賞にノミネートされているウェス ・アンダーソン監督の最新作『ムーンライズ・キングダム』がいよいよ2月8日よりここ日本でも公開となる。
 
 時は、1965年。ニュー・イングランド沖の小さな島に住む12歳のスージーとサムの”駆け 落ち”をめぐり、2人の早熟な子供、大人になりきれない大人たちが織りなすハートフルなコメディ作『ムーンライズ・キングダム』。ビル・マーレイ、ジェイソン・シュワルツマ ンなどアンダーソン作品常連の俳優に加え、『ダイ・シリーズ』などでお馴染みのブルース ・ウィリス、さらにはエドワード・ノートン、ティルダ・スウィントンなどの個性派俳優を起用、初の試みとなる子役をメイン・キャストに抜擢した『小さな恋のメロディ』やフランシス・トリュフォーの『トリュフォーの思春期』を彷彿させるアンダーソン監督にとって新境地となる作品だ。

 脚本、カメラワーク、キャスティング、アート・ディレクション…細部にまで緻密にこだわり抜いた秀作の数々で、今もっとも注目される監督の一人となったウェス・アンダーソン。中でも、そのオフビートで独特な世界観を表現する重要な要素となる音楽は、特に脚光を浴びている。これまで、ローリング・ストーンズ、ザ・キンクス、シガー・ロス、エリオット・スミスなど、新旧幅広いアーティストの楽曲を起用してきたが、今作ではクラシック、オペラやカントリー・ミュージックなどジャンルを網羅した楽曲の数々で、今までにない音世界が描かれている。

 映画の公開に先駆けて、1月30日には日本でもこのサウンドトラックが発売に。全米公開時にリリースされたこのアルバムは、米ビルボードのクラシカル・チャートにて映画のサウンドトラックとして4年ぶりに1位を記録。彼の奇想天外でカラフルな世界観を彩る音楽は、ジャンルにこだわらず注目されていることが伺える。

◎リリース情報
『ムーンライズ・キングダム』
オリジナル・サウンドトラック
1月30日発売
2,500円(tax in.)

◎映画情報
『ムーンライズ・キングダム』
キャスト:ブルース・ウィリス/エドワード・ノートン/
ビル・マーレイ/フランシス・マクドーマンド/
ティルダ・スウィントン/ジェイソン・シュワルツマン/ボブ・バラバン ほか 
監督・脚本・製作:ウェス・アンダーソン 共同脚本:ロマン・コッポラ
提供:ファントム・フィルム/ハピネット 配給:ファントム・フィルム
2013年2月8日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国公開
INFO: http://moonrisekingdom.jp/

Photo: (c) 2012 MOONRISE LLC. All Rights Reserved.


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