カーリー・レイ・ジェプセンが返り咲き

「グッド・タイム with アウル・シティー」が4週連続1位を獲得したカーリー・レイ・ジェプセン。先週の洋楽チャートでは、ピンクの「ブロウ・ミー(ワン・ラスト・キス)」に首位の座を明け渡す形となったが、今週勢いを取り戻し4位から1位へ見事返り咲く結果となった。同じく全世界大ヒット中の「コール・ミー・メイビー」は、先週に引き続き3位にチャートインし5週に渡ってTOP5をキープ中。ジャスティン・ビーバーやケイティ・ペリー、日本からはローラも参加した、同曲のパロディービデオも話題性があり、上位キープの鍵になっている。ピンクは今週2位となり、洋楽チャート初の1位を獲得したものの2週連続キープは惜しくも叶わなかった。

4位は、2年ぶりの新曲を発表したアデルの「スカイフォール」がチャートイン。
映画007シリーズ最新作『007 スカイフォール』（日本公開12月1日）の主題歌となっている今作は、先行配信するやいなや、アメリカ、イギリス、オーストリア、ベルギー、カナダ、ドイツ等、世界各地のiTunesシングル・チャート全23ヶ国で1位を獲得。グラミー賞6冠、そしてビルボード・ミュージック・アワードでも12部門で受賞という多大なる功績を残しているだけに、今作の注目度が既に物語っているのは言うまでもないが、何より妊娠が発表されてから、なかなか本人の動向がつかめない為、彼女の登場を心待ちにしているファンも多いだろう。アデルが復帰し、パフォーマンス見せてくれる日を待ちながら、今後のチャート動向にも注目したい。