back number 長澤まさみ主演ドラマの主題歌を披露

2012年10月15日 / 17:15

 秋の新ドラマ『高校入試』の主題歌に抜擢されることが決定しているロックバンド back numberが、10月3日にZepp Diver City TOKYOで約半年ぶりのワンマンライブを行った。

 11月7日にリリースするニューシングル『青い春』が、10月6日よりスタートする長澤まさみ主演のフジテレビ系土ドラ『高校入試』に起用される彼ら。中でもボーカル 清水依与吏(シミズイヨリ)の手がける歌詞とメロディには定評がある。様々な視点から描かれる満たされない恋情を、ほんのり懐かしさの香る旋律で紡いでいく楽曲の数々で、最近は男性からも支持を集めつつある3ピースバンドだ。

 今回のワンマンライブが開催されたZepp DiverCity TOKYOは、back number史上では最大規模となるもチケットは完売。会場には2500人の観衆が詰めかけた。サポートメンバーを伴った計6人でステージに現れた彼らは、昨年春にリリースしたメジャーデビューシングルのカップリング曲「こぼれ落ちて」よりアクトをスタートさせた。

 また、back numberのライブでは、清水の軽妙なMCも大きな魅力だ。壮麗なバラードの連続で余韻に浸る観衆に「ハイ! どーもこんにちは! 素敵なバラードを2曲聴いてもらいました~!」と芸人調で話し始めたかと思えば、男性ファンからの声援には「実は俺、男もイケるんです」とニヤリ。交際していた女性に裏切られたと声を上げた観客にも、「何でそんなに笑顔なの!?」と返して爆笑を呼ぶ。

 しかし、ひとたび楽曲が始まればその歌、その旋律で途端に場内の空気を支配してしまうのがback numberの凄味だ。壮大なバラードに乗せ、想いを寄せる男性が他の女性と恋に落ちていく姿を、横で見守る女性の抗えない恋情を綴った「幸せ」では、“その人より私の方が先に 好きになったのになぁ”と叫ぶ清水に多くの観衆が涙。その後も代表曲なども交えながら、14曲を演奏して本編を締め括った。

 アンコールでは前述のニューシングル『青い春』も披露した彼らは、2大告知として渋谷公会堂2DAYSを含む全国ワンマンツアーの開催と、オフィシャルファンクラブの開設を発表した。年末は【COUNTDOWN JAPAN 12/13】への出演も決定しているので、参加する人は是非一度、back numberのライブを体験してみよう。

◎【back number ワンマンライブ】
2012.10.03(水) at Zepp DiverCity TOKYO
[セットリスト]
01.こぼれ落ちて
02.半透明人間
03.日曜日
04.one room
05.思い出せなくなるその日まで(YouTube:http://youtu.be/qYp0VgzcJ7s
06.わたがし
07.平日のブルース
08.重なり
09.海岸通り
10.幸せ
11.stay with me(YouTube:http://youtu.be/hZEiW1ESQ3w
12.花束(YouTube:http://youtu.be/hmAaBAZtTiY
13.あとのうた
14.スーパースターになったら

En1.青い春
En2.そのドレスちょっと待った


イベント情報 EVENT

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ゴールデンボンバー、T.M.Revolution、DJダイノジ、back number、BABYMETAL、MAN WITH A MISSION

東京2014/1/18

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