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彼女が歌い出せば、自然と会場中の観客が笑顔で踊り始める。そんな光景を幾度となく生んできた“音楽と相思相愛のソウルディーヴァ”多和田えみが、音楽への強烈な想いを語った。
<石原さとみと共演した新境地で得たもの>
多和田えみは、9月26日 約2年ぶりのオリジナルミニアルバム『Sing you』をリリース。収録曲「ねぇ」のMV(http://bit.ly/RD7m51)には石原さとみが友情出演しているが、そのきっかけとなった『ロミオ&ジュリエット』(石原さとみ主演)でも音楽と同化し、舞台という新境地において存分に実力を発揮した。
この件に関して本人は、「普段のソロ活動とは違った感覚で音楽に向き合うことの出来た、とても新鮮で貴重な経験でした。ある意味、自我を持たずにその物語中に存在していることで、むしろ直接的に音楽と繋がっている感覚がありました。この先どんなことに挑戦しようと、音楽がついててくれる! って思うと何でも乗り越えられそうです!(笑)」とコメント。
<新作発表、感謝の気持ちで胸が熱いです>
そんな音楽に対して「もう、ゾッコンです」と言うほど夢中な彼女は、待望の新作を発表できたことについて「とにもかくにも、また新作をリリースできるチャンスをくださった方々と、ここまで待っていてくださった方々への感謝の気持ちで胸が熱いです」と感慨深げ。
記者の「今作は“君”を歌った切ない6 Love Songsと謳われていますが、個人的にはとても優しいアルバムだなと感じました。傷付いた人を癒せたら、元気にできたら、そんな意思を歌からも音からもメロディからも感じます」という意見には、「うわあ、すごく嬉しいお言葉です……。歌や音楽が人を癒したり感動させたりするのは、それを発する人のエネルギーが伝わっているということなのだと私は思っていて、私の歌う根本的な意志もそこにあります」と答えている。
<人の心を愛でいっぱいにしたいからです!>
「“Sing for you”ではなくて、もっともっと近くで“あなたを歌う’”が今作にはふさわしいと思い、そう名付けました」というミニアルバム『Sing you』。彼女は今作が「じわじわ~っと、しっかりと響いていって欲しいです」と願っているが、人懐っこく耳と心に染み渡っていく楽曲群は聴いてもらえさえすれば、確実に新たなファンを増やしていくだろう。
なお、彼女は「多和田さんが音楽を続け、歌い続けていく理由を教えてください」という問いに対しては、迷うことなく「人の心を愛でいっぱいにしたいからです!」と答えている。そんなピュアな想いから生まれる歌を生で体感したい人は、11月2日 梅田Shangri-La、4日 渋谷PLEASURE PLEASUREにて開催される【多和田えみワンマンライブ2012“Sing you”】に足を運んでみてほしい。
Interviewer:平賀哲雄
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